ビッグスコアの次の日にはスコアを崩すことが多いと話していた渋野。2日目は4バーディ・1ボギーで、きわどいパーパットも決めながらの「69」。トータル9アンダーは首位と3打差ながら、堂々の単独2位で決勝ラウンド進出を決めた。「緊張していた」と明かし、「いまの順位にいたら優勝は必然的に意識します」ともらした渋野。日本人42年ぶりの海外女子メジャー制覇に大きく前進したが、それでもまだ、あんな結末が待っていようとは誰も思っていなかった。
日本から来たツアールーキーの快進撃は現地でも大きく報道された。特にそのプレーの速さと小気味良いプレースタイル、そしてなんといってもあのスマイルが、イギリスのファン、そして世界中のファンを魅了した。2日目のあと、そんな渋野が現地メディアから質問を受けた際、通訳を務めた者が発した「スマイリング・シンデレラ」という言葉が現地で大きく取り上げられ、その後、渋野の笑顔がコースでも大きな話題となった。
単独2位から決勝ラウンドをスタート。最終組のスタートは午後2時50分だ。「こんな時間からスタートするのは初めて。1日の半分が終わってしまっているのに(笑)」とスタートした渋野は、なんとこの日「67」をマークした。初海外、初メジャーのプレッシャーを感じさせない、伸び伸びとしたプレーで、リーダーボードの最上位に浮上した。
「きょうが日曜であれ?と思っていたんですけど、日曜日じゃなかった(笑)。あしたも絶対緊張すると思うけど、最後まで攻めて、頑張れば優勝できるかもしれない。この位置なら優勝を狙わないわけにはいかないので…」
複雑な気持ちを抱いていたのは渋野自身だった。まさか3日目を終えて単独首位に立つと誰が予想しただろうか。ギャラリーの声援一つ一つに応えながら、プレーに入ると引き締まった表情に戻り、ピンを攻める。ホール間では小さい子に自ら近づきファンサービス。日本から来たシンデレラゴルファーの快挙は間近だった。現地でも、もはや渋野以外の話題を見つけるのが大変なほど、人気は急上昇していた。
運命の最終日も最終組。昼にコース入りした渋野は、思いのほかリラックスムードに包まれていた。スタート前のルーティンをこなし、1番ティに立ったときも晴れやかな笑顔。第一打をフェアウェイど真ん中に置くと、今後も語り継がれる、18ホールが始まった。
日本から来たツアールーキーの快進撃は現地でも大きく報道された。特にそのプレーの速さと小気味良いプレースタイル、そしてなんといってもあのスマイルが、イギリスのファン、そして世界中のファンを魅了した。2日目のあと、そんな渋野が現地メディアから質問を受けた際、通訳を務めた者が発した「スマイリング・シンデレラ」という言葉が現地で大きく取り上げられ、その後、渋野の笑顔がコースでも大きな話題となった。
単独2位から決勝ラウンドをスタート。最終組のスタートは午後2時50分だ。「こんな時間からスタートするのは初めて。1日の半分が終わってしまっているのに(笑)」とスタートした渋野は、なんとこの日「67」をマークした。初海外、初メジャーのプレッシャーを感じさせない、伸び伸びとしたプレーで、リーダーボードの最上位に浮上した。
「きょうが日曜であれ?と思っていたんですけど、日曜日じゃなかった(笑)。あしたも絶対緊張すると思うけど、最後まで攻めて、頑張れば優勝できるかもしれない。この位置なら優勝を狙わないわけにはいかないので…」
複雑な気持ちを抱いていたのは渋野自身だった。まさか3日目を終えて単独首位に立つと誰が予想しただろうか。ギャラリーの声援一つ一つに応えながら、プレーに入ると引き締まった表情に戻り、ピンを攻める。ホール間では小さい子に自ら近づきファンサービス。日本から来たシンデレラゴルファーの快挙は間近だった。現地でも、もはや渋野以外の話題を見つけるのが大変なほど、人気は急上昇していた。
運命の最終日も最終組。昼にコース入りした渋野は、思いのほかリラックスムードに包まれていた。スタート前のルーティンをこなし、1番ティに立ったときも晴れやかな笑顔。第一打をフェアウェイど真ん中に置くと、今後も語り継がれる、18ホールが始まった。