“コロナ後”、ツアーが再開されても、来年以降、元の形に戻るとは限らない。大会スポンサーへの依存度が高い現在の仕組みでは、企業に体力がなくなると試合が減ってしまう可能性があるからだ。スポンサー企業が疲弊してしまえば、ゴルフの試合どころではなくなってしまう。ツアーとしては仕組みを改革する機会ととらえる必要がある。
試合という職場の多くを奪われ、なすすべのない選手たちは、多かれ少なかれ経済的に苦しくなっている。それも含めて、心身ともにタフである者が“コロナ後”の勝者となるのだろう。
「新しい生活様式」という摩訶不思議なものが専門家会議から提案された。感染拡大防止のために、もっともな内容も少なくない。しかし、生活様式などという極めて個人的なことは“お上”に押し付けられるべきではない。
それぞれが、ウイルスの感染拡大防止に努めつつ、自分なりに考えた現状での生活様式を作りつつ、来たるべき日に備える。プロアスリートに限らず、誰もがするべきことではある。自分自身を律し、状態を維持しなくてはならないアスリートたちは、人並み以上にそのことを意識しているに違いない。
日本の女子ツアーは、4月3日に発令した「JLPGAトーナメント新型コロナウイルス感染症対策特別規定」を、5月1日にアップデートした。そこでは、
(1)2020年はリランキングを実施しないこと
(2)感染症の影響により渡航できない者に特別保証制度を適用する
(3)指定練習日に37・5度の発熱が発見された場合は出場不可
試合という職場の多くを奪われ、なすすべのない選手たちは、多かれ少なかれ経済的に苦しくなっている。それも含めて、心身ともにタフである者が“コロナ後”の勝者となるのだろう。
「新しい生活様式」という摩訶不思議なものが専門家会議から提案された。感染拡大防止のために、もっともな内容も少なくない。しかし、生活様式などという極めて個人的なことは“お上”に押し付けられるべきではない。
それぞれが、ウイルスの感染拡大防止に努めつつ、自分なりに考えた現状での生活様式を作りつつ、来たるべき日に備える。プロアスリートに限らず、誰もがするべきことではある。自分自身を律し、状態を維持しなくてはならないアスリートたちは、人並み以上にそのことを意識しているに違いない。
日本の女子ツアーは、4月3日に発令した「JLPGAトーナメント新型コロナウイルス感染症対策特別規定」を、5月1日にアップデートした。そこでは、
(1)2020年はリランキングを実施しないこと
(2)感染症の影響により渡航できない者に特別保証制度を適用する
(3)指定練習日に37・5度の発熱が発見された場合は出場不可