新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国内だけでなく世界各国で中止が余儀なくされているゴルフトーナメント。なかなか試合の臨場感を伝えることができない状況が続いています。そんななか、少しでもツアーへの思いを馳せてもらおうと、ツアー取材担当記者が見た選手の意外な素顔や強さの秘訣、思い出の取材などを紹介。今回は日本女子プロゴルフ界を劇的に変えたあの選手。
藍ちゃんのこの笑顔にすっかりだまされました…【写真】
宮里藍プロの一言にだまされました。聞こえは悪いかもしれませんが、要するに記者としての力量不足です。
藍プロがツアー撤退、引退を宣言してから3年。いまでも多くの女子ゴルファーに影響を与える世界の“藍ちゃん”は、引退発表直前にはまだまだやりたいという言葉を口にしました。それが、今週開催されるはずだった「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」でのことでした。
時を戻します。2017年大会は上田桃子プロの優勝で幕を閉じましたが、最終日は藍プロが後半に入って6連続バーディ。別の組のプレーを見に行っていた私は、途中あわてて藍プロの組に向かいました。最終ホールでは大きな拍手で迎えられ、うれしそうにホールアウトする藍プロの姿がありました。結果9バーディを奪って、猛烈に追い上げて6位タイに入ったんです。
ホールアウト後、当然ながら会見場に呼ばれた藍プロ。そこで飛び出した発言は「このままの状態でアメリカに戻りたい」というもの。その年は米国女子ツアーでも成績不振だったため、爆発的なスコアを手土産に、『まだまだやりますよ〜』的な雰囲気を出していたんです。
藍ちゃんのこの笑顔にすっかりだまされました…【写真】
宮里藍プロの一言にだまされました。聞こえは悪いかもしれませんが、要するに記者としての力量不足です。
藍プロがツアー撤退、引退を宣言してから3年。いまでも多くの女子ゴルファーに影響を与える世界の“藍ちゃん”は、引退発表直前にはまだまだやりたいという言葉を口にしました。それが、今週開催されるはずだった「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」でのことでした。
時を戻します。2017年大会は上田桃子プロの優勝で幕を閉じましたが、最終日は藍プロが後半に入って6連続バーディ。別の組のプレーを見に行っていた私は、途中あわてて藍プロの組に向かいました。最終ホールでは大きな拍手で迎えられ、うれしそうにホールアウトする藍プロの姿がありました。結果9バーディを奪って、猛烈に追い上げて6位タイに入ったんです。
ホールアウト後、当然ながら会見場に呼ばれた藍プロ。そこで飛び出した発言は「このままの状態でアメリカに戻りたい」というもの。その年は米国女子ツアーでも成績不振だったため、爆発的なスコアを手土産に、『まだまだやりますよ〜』的な雰囲気を出していたんです。