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今年、来年のシーズンを統合…選手はどれくらい試合に出場できるの?【国内女子ツアー・新シーズン解説】

今年、来年のシーズンを統合…選手はどれくらい試合に出場できるの?【国内女子ツアー・新シーズン解説】

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2020年6月15日 15時00分

【2020-21年シーズンの出場保障試合数】
◎2019年シーズンにシード権を獲得した選手
⇒最小34試合〜最大40試合の範囲で出場権が保障される

◎19年の賞金ランキング51〜55位以内に入った選手
⇒第1回リランキングまで21試合の出場権が保障される

◎QT(予選会)からの出場選手
⇒QTランクに応じて第1回リランキングまで最大21試合に出場できる

これ以降はリランキング、リシャッフルというルールによって出場権が左右されるのですが、それは今回は一旦置いておきます。とにかくQTランクがそのまま有効となることを含め、今年トーナメントが通常開催されていれば出場できたであろう試合数が“保障”されることが前提にあります。

ちなみに、この「34試合」、「21試合」という数字は、今年期待できた出場試合数が基になっています。シード選手であれば、今年の全37試合のうち、「日本女子オープン」、「TOTOジャパンクラシック」、「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の特別な出場資格が掲げられている3試合を除いた34試合。また21試合は、本来の開幕戦から第1回リランキング(大東建託・いい部屋ネットレディス後)までの試合数というわけです。

通常どおりシーズンを今年1年間で区切ってしまうと、現時点で残りは16試合のみになってしまいます。さらに日本女子オープンなどの上記3試合を除くと13試合となり、当初のスケジュールの半分を大きく下回ることになります。これでは「(次シーズンの出場資格を左右する)賞金ランキング及びメルセデス・ランキングが選手の総合的な実力を反映したものにならない」とJLPGAは判断。さらに去年獲得した権利をムダにさせたくない、という背景から今回のシーズン統合に踏み切りました。

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