藤田光里は20歳だった2015年に「フジサンケイレディスクラシック」でツアー初優勝。順風満帆にプロとしてのキャリアを歩んでいたが、16年から左ヒジの故障に悩まされ低迷する。17年にシード落ちしたが、18年1月に左ヒジの手術に踏み切り、昨年のステップ・アップ・ツアー「ユピテル・静岡新聞SBSレディース」で優勝。復調の兆しが見えてきた。「もう失うものはないから新人の気持ちに戻って楽しむだけ」と今季にかける思いは強い。そして、今月25日に開幕する「アース・モンダミンカップ」への出場が決まっている。豪快なドライバーショットが魅力の1つでもある藤田に、飛距離アップのコツを聞いた。
藤田光里流“130%素振り”で下半身を使って飛距離アップ!【連続写真】
「上半身だけで振っても速く振れないので、下半身を上手く使うことが大事です」。手打ちではスピードは出ない。それは分かっているのだが、ボールを前にすると、どうしても手先で当てにいってしまうもの。すると藤田は“素振り”を提案してくれた。
「私が練習に取り入れているのは、重いバットとか、やわらかいシャフトのクラブでの素振りですが、実際は持っていない人が多いので、ボールがあるつもりでドライバーのマン振りをするのがいいと思います」
そう言うと藤田は、ドライバーで、ビュン!ビュン!と大きな音をさせて素振りをして見せてくれた。
「本番で打つときよりも速く振るのがポイントです。素振りで100%の速さで振っても、本番では70、80%でしか振れません。だから素振りの時に130%の速さで振れば、本番では100%で振れると思います。出したことがないようなスピードでマン振りすることによって、下半身の使い方が分かってきて、ボールを打つときにもヘッドスピードが上がります」
藤田光里流“130%素振り”で下半身を使って飛距離アップ!【連続写真】
「上半身だけで振っても速く振れないので、下半身を上手く使うことが大事です」。手打ちではスピードは出ない。それは分かっているのだが、ボールを前にすると、どうしても手先で当てにいってしまうもの。すると藤田は“素振り”を提案してくれた。
「私が練習に取り入れているのは、重いバットとか、やわらかいシャフトのクラブでの素振りですが、実際は持っていない人が多いので、ボールがあるつもりでドライバーのマン振りをするのがいいと思います」
そう言うと藤田は、ドライバーで、ビュン!ビュン!と大きな音をさせて素振りをして見せてくれた。
「本番で打つときよりも速く振るのがポイントです。素振りで100%の速さで振っても、本番では70、80%でしか振れません。だから素振りの時に130%の速さで振れば、本番では100%で振れると思います。出したことがないようなスピードでマン振りすることによって、下半身の使い方が分かってきて、ボールを打つときにもヘッドスピードが上がります」