この経験に、日本特有のスタイルもミックスした。昨年はステップ・アップ・ツアーにも3試合出場。「ECCレディス」では首位発進も経験した。「グリーン周りは日本でも対応できましたが、一方で日本はコースが狭いので“ただ、飛べばいい”というわけにはいきませんでした。しっかりコース内に置けないと上には行けない。両方を経験できたのは良かった」。飛距離と方向性のバランス。日米両方の良い部分を追究する、ハーフゴルファーを目標に置いた。
激動の1年を経て、このオフはショットを磨いた。特に意識したのは出球の管理。方向性を高めるべく、コースに出る機会を増やして、どんなロケーションでもブレが少なくなるように数をこなした。また、今季からクラブ契約をフリーとして、今まで以上に自分に本当に合ったクラブを求めて飛距離アップも狙った。
しっかりと準備して、例年以上に気合の入るシーズンだったが、新型コロナウイルス感染拡大に中止が相次ぐ事態に。開幕が見えないなかで、モチベーションを失いかねない状況だったが、村田は気持ちを切らすことはなかった。「ゴルフの練習ができる環境でしたし、逆にこの自粛期間をどう使えるかで今後が変わる。『絶対に時間をうまく使うぞ』と思っていました」。前向きに捉え、自己研鑽に励んだ。
今季は新たに強力な援軍も加わったことも、村田を奮い立たせた。「スーパースポーツゼビオ」、「ヴィクトリア」など展開するスポーツ小売事業のゼビオホールディングスと所属契約を結んだのだ。「世界的に大変な状況の中で契約を結んでいただき、ありがとうございますという気持ちしかありません」。活躍こそが最大の恩返し。一層気が引き締まった。
それらが結果として1つ表れたのが、今大会の予選会だった。自身の25回目の誕生日という何かの縁を感じる日は、苦手意識があった悪天候。しかも試合らしい試合は昨年のファイナルQT以来という状況での一発勝負というなかで、トータル1オーバーの6位タイで突破を果たす。
「通過できたことは本当にうれしかったです。今大会しか試合が決まっていないなかで絶対に出場したかった。それに誕生日ですし、何とかいい日にしたかった。苦しい状況の中でも我慢できた人が勝つと思って最後までプレーしました。去年から磨いているアプローチが良かったので粘ることができましたし、怖がらずにショットを打っていけました」
激動の1年を経て、このオフはショットを磨いた。特に意識したのは出球の管理。方向性を高めるべく、コースに出る機会を増やして、どんなロケーションでもブレが少なくなるように数をこなした。また、今季からクラブ契約をフリーとして、今まで以上に自分に本当に合ったクラブを求めて飛距離アップも狙った。
しっかりと準備して、例年以上に気合の入るシーズンだったが、新型コロナウイルス感染拡大に中止が相次ぐ事態に。開幕が見えないなかで、モチベーションを失いかねない状況だったが、村田は気持ちを切らすことはなかった。「ゴルフの練習ができる環境でしたし、逆にこの自粛期間をどう使えるかで今後が変わる。『絶対に時間をうまく使うぞ』と思っていました」。前向きに捉え、自己研鑽に励んだ。
今季は新たに強力な援軍も加わったことも、村田を奮い立たせた。「スーパースポーツゼビオ」、「ヴィクトリア」など展開するスポーツ小売事業のゼビオホールディングスと所属契約を結んだのだ。「世界的に大変な状況の中で契約を結んでいただき、ありがとうございますという気持ちしかありません」。活躍こそが最大の恩返し。一層気が引き締まった。
それらが結果として1つ表れたのが、今大会の予選会だった。自身の25回目の誕生日という何かの縁を感じる日は、苦手意識があった悪天候。しかも試合らしい試合は昨年のファイナルQT以来という状況での一発勝負というなかで、トータル1オーバーの6位タイで突破を果たす。
「通過できたことは本当にうれしかったです。今大会しか試合が決まっていないなかで絶対に出場したかった。それに誕生日ですし、何とかいい日にしたかった。苦しい状況の中でも我慢できた人が勝つと思って最後までプレーしました。去年から磨いているアプローチが良かったので粘ることができましたし、怖がらずにショットを打っていけました」