新型コロナウイルス感染拡大の影響で、世界各国で中止が余儀なくされているゴルフトーナメント。国内女子ツアーは「アース・モンダミンカップ」で開幕することができたが、次戦の見通しは立っていない。そんな状況のなか、少しでもツアーに思いを馳せてもらおうとツアー取材担当が見た選手の意外な素顔や強さの秘訣、思い出の取材などを紹介。今回は出国会見について。
渋野日向子が教えてくれたおうちストレッチ【動画】
私たち記者は出張がほとんどで、必然的に空港を利用することが多くなります。そのほかにも、選手が海外の大会に向けて出発する際の“出国取材”でも空港に行くことが多くあります。よくテレビで見る、アスリートがパスポートとチケットを手にして抱負を語って保安検査場に入っていくあのシーンです。
最近でいうと、松山英樹プロや石川遼プロ、鈴木愛プロに畑岡奈紗プロ。先日開催された「アース・モンダミンカップ」で5年ぶりの優勝を遂げた渡邉彩香プロが海外メジャーに出場した際にも空港まで見送りに行きました。そして、今でも印象に残っているのが4年前の片山晋呉プロと昨年の渋野日向子プロです。
4年前のリオ五輪前、片山プロが羽田空港から飛び立ちました。112年ぶりにゴルフが五輪競技に復活する記念すべき大会。日本代表のスーツに身を包んだ片山プロや関係者の方々、預ける荷物も日本代表専用のものばかり。日の丸があしらわれたキャリーケースなどを見て、気分が高揚したのを覚えています。
そのときは片山プロも興奮しているように見えました。普段から私たちが記事で使いやすい言葉を使い、リップサービスも豊富で気遣いのある片山プロですが、あの日は特に饒舌(じょうぜつ)で、ジョークを交えながらもメダルを獲りたいと興奮気味に話していました。メダル獲得の帰国会見があればどうなっていたのか…。他種目担当の記者の方にとってはよくあることなのかもしれませんが、とにかく、日の丸にあふれた出国はいま思い出しても鳥肌ものです。
渋野日向子が教えてくれたおうちストレッチ【動画】
私たち記者は出張がほとんどで、必然的に空港を利用することが多くなります。そのほかにも、選手が海外の大会に向けて出発する際の“出国取材”でも空港に行くことが多くあります。よくテレビで見る、アスリートがパスポートとチケットを手にして抱負を語って保安検査場に入っていくあのシーンです。
最近でいうと、松山英樹プロや石川遼プロ、鈴木愛プロに畑岡奈紗プロ。先日開催された「アース・モンダミンカップ」で5年ぶりの優勝を遂げた渡邉彩香プロが海外メジャーに出場した際にも空港まで見送りに行きました。そして、今でも印象に残っているのが4年前の片山晋呉プロと昨年の渋野日向子プロです。
4年前のリオ五輪前、片山プロが羽田空港から飛び立ちました。112年ぶりにゴルフが五輪競技に復活する記念すべき大会。日本代表のスーツに身を包んだ片山プロや関係者の方々、預ける荷物も日本代表専用のものばかり。日の丸があしらわれたキャリーケースなどを見て、気分が高揚したのを覚えています。
そのときは片山プロも興奮しているように見えました。普段から私たちが記事で使いやすい言葉を使い、リップサービスも豊富で気遣いのある片山プロですが、あの日は特に饒舌(じょうぜつ)で、ジョークを交えながらもメダルを獲りたいと興奮気味に話していました。メダル獲得の帰国会見があればどうなっていたのか…。他種目担当の記者の方にとってはよくあることなのかもしれませんが、とにかく、日の丸にあふれた出国はいま思い出しても鳥肌ものです。