■犠牲を払っても世界のトッププロの技術が見たい
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、勝だけでなくプロスポーツ選手全体を取り巻く環境が一変した。「本当だったら毎週毎週試合があって、ゴルフ漬けの日々でした。でも自粛期間中はあまり外に出られないけど練習はしなくてはいけないし、ゴルフに行ってもインスタに上げちゃ行けないのかなと思ったり。でもゴルフは仕事だしって、いろいろ考えた。バランスを取るのがけっこう大変でした」と振り返る。
6月には「アース・モンダミンカップ」で約4カ月遅れて国内女子ツアーが開幕したが、その後はまたしばらく試合がない状態が続いた。モチベーションがなかなか上がらない中、海外メジャーの全英オープンの女子版、AIG女子オープンの出場チャンスが巡ってきた。しかし、出場するには犠牲が伴う。日本から会場のスコットランドに渡るときには隔離期間はないが、日本に戻ってきたときには14日間の自主隔離期間が必要になる。全英に出場すれば、日本のトーナメントに2試合出場できない。それに長時間の移動による感染リスクも高まる。でも勝に迷いはなかった。
「80%は行くという気持ちで決まっていました。せっかくチャンスがあるなら、いろんなことを経験したい。日本にはないコースでプレーできるというのもありますし、世界のトッププロの技術が見られるということもあった」。“全英”という目標ができたことで、練習へのモチベーションが戻ってきた。
■ゴルフをやったことがない子供たちが、気軽に始められる機会を作りたい
これまで勝が成長できたのは、“試合”があったから。しかし、いまプロを目指すジュニアたちには、成長するための試合がない。そこで勝は、スポーツギフティングサービスを利用してファンから寄付を募り、ジュニアがゴルフに触れる場を提供したいと考えている。
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、勝だけでなくプロスポーツ選手全体を取り巻く環境が一変した。「本当だったら毎週毎週試合があって、ゴルフ漬けの日々でした。でも自粛期間中はあまり外に出られないけど練習はしなくてはいけないし、ゴルフに行ってもインスタに上げちゃ行けないのかなと思ったり。でもゴルフは仕事だしって、いろいろ考えた。バランスを取るのがけっこう大変でした」と振り返る。
6月には「アース・モンダミンカップ」で約4カ月遅れて国内女子ツアーが開幕したが、その後はまたしばらく試合がない状態が続いた。モチベーションがなかなか上がらない中、海外メジャーの全英オープンの女子版、AIG女子オープンの出場チャンスが巡ってきた。しかし、出場するには犠牲が伴う。日本から会場のスコットランドに渡るときには隔離期間はないが、日本に戻ってきたときには14日間の自主隔離期間が必要になる。全英に出場すれば、日本のトーナメントに2試合出場できない。それに長時間の移動による感染リスクも高まる。でも勝に迷いはなかった。
「80%は行くという気持ちで決まっていました。せっかくチャンスがあるなら、いろんなことを経験したい。日本にはないコースでプレーできるというのもありますし、世界のトッププロの技術が見られるということもあった」。“全英”という目標ができたことで、練習へのモチベーションが戻ってきた。
■ゴルフをやったことがない子供たちが、気軽に始められる機会を作りたい
これまで勝が成長できたのは、“試合”があったから。しかし、いまプロを目指すジュニアたちには、成長するための試合がない。そこで勝は、スポーツギフティングサービスを利用してファンから寄付を募り、ジュニアがゴルフに触れる場を提供したいと考えている。