＜デサントレディース東海クラシック　初日◇18日◇新南愛知カントリークラブ 美浜コース（愛知県）◇6456ヤード・パー72＞

先週の国内女子メジャー開幕戦「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」でし烈な優勝争いを演じて一躍ゴルフ界に名前を売ったのが23歳の田辺ひかり。その田辺と同級生の宮田成華が「デサントレディース東海クラシック」で首位と2打差の5アンダー・6位タイと順調な滑り出しを見せた。

ノースリーブが似合う宮田成華

好発進の要因はもちろん同級生の活躍。昨年自分がプレーできなかった舞台で、田辺の躍動は大いに刺激となった。「彼女のプレーを見たことで、練習にも熱が入りました。今までにないくらい良い練習ができたと思います」。高校1年生のころから知る田辺の優勝争いを見ていれば自然と力も入る。

そんな宮田と田辺は1997年生まれ。世間では大学を卒業した社会人1年生という年齢だが、“黄金世代”や“プラチナ世代”、さらには“新世紀世代”と国内女子ツアーでは田辺より下の世代もすでに活躍を見せている。その状況に危機感もあるようだ。

「今は10代の選手も活躍している。（下の世代は）勢いがすごい。もうちょっとしたら自分たちも中堅と呼ばれると思う（笑）。早く勝ちたいですね」