<日本女子オープン 最終日◇4日◇ザ・クラシックゴルフ倶楽部(福岡県)◇6761ヤード・パー72>
国内女子ゴルファー最強決定戦を制したのは、21歳の原英莉花だった。3日目に「66」をマークして2位の小祝さくらに4打差をつけ単独首位に立つと、最終日も緩むことなく走り抜けた。
原英莉花 2020年ドライバースイング【連続写真】
昨年6月の「リゾートトラストレディス」でツアー初優勝を挙げたが、その後はチャンスをつかめずにいた。身長173センチから繰り出される豪快なドライバーショットが持ち味だが、グリーン上での苦戦が続いていた。それが今週は長いものから短いものまでパッティングを決め続け、最終日も5バーディ(1ボギー)を奪い、トータル16アンダーで後続を退けた。
ジャンボこと尾崎将司に弟子入りしたのは高校生のとき。1998年度生まれの黄金世代の一角として将来を嘱望されたが、2017年のプロテストに失敗。ところが18年にはステップ・アップ・ツアーで2戦2勝を挙げ、プロテストにも合格を果たした。少ないレギュラーツアー出場のチャンスも生かし、シード選手となった。
大型プレーヤーとしての期待と、そのルックスからも注目は上がるばかりだったが、ここにきて、まさに圧巻というほかないゴルフで日本一の称号を手に入れた。「しびれる戦いだったんですけど、最後まで気を抜かずに優勝できて本当にうれしく思います」。
国内女子ゴルファー最強決定戦を制したのは、21歳の原英莉花だった。3日目に「66」をマークして2位の小祝さくらに4打差をつけ単独首位に立つと、最終日も緩むことなく走り抜けた。
原英莉花 2020年ドライバースイング【連続写真】
昨年6月の「リゾートトラストレディス」でツアー初優勝を挙げたが、その後はチャンスをつかめずにいた。身長173センチから繰り出される豪快なドライバーショットが持ち味だが、グリーン上での苦戦が続いていた。それが今週は長いものから短いものまでパッティングを決め続け、最終日も5バーディ(1ボギー)を奪い、トータル16アンダーで後続を退けた。
ジャンボこと尾崎将司に弟子入りしたのは高校生のとき。1998年度生まれの黄金世代の一角として将来を嘱望されたが、2017年のプロテストに失敗。ところが18年にはステップ・アップ・ツアーで2戦2勝を挙げ、プロテストにも合格を果たした。少ないレギュラーツアー出場のチャンスも生かし、シード選手となった。
大型プレーヤーとしての期待と、そのルックスからも注目は上がるばかりだったが、ここにきて、まさに圧巻というほかないゴルフで日本一の称号を手に入れた。「しびれる戦いだったんですけど、最後まで気を抜かずに優勝できて本当にうれしく思います」。