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「同年代が活躍して悔しかった…」 “狂った歯車”戻した稲見萌寧が笑顔と涙のツアー2勝目

「同年代が活躍して悔しかった…」 “狂った歯車”戻した稲見萌寧が笑顔と涙のツアー2勝目

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2020年10月11日 17時38分

“はざま世代”のエース・稲見萌寧 激闘を制してツアー2勝目をつかんだ
“はざま世代”のエース・稲見萌寧 激闘を制してツアー2勝目をつかんだ (撮影:村上航)
<スタンレーレディス 最終日◇11日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6572ヤード・パー72>

稲見萌寧が、昨年7月の「センチュリー21レディス」以来となるツアー2勝目を静岡の地で挙げた。トータル5アンダーで並んだ淺井咲希、ペ・ソンウ(韓国)との三つ巴のプレーオフ(PO)を1ホール目で制し、笑顔&涙で1年ぶりの勝利の喜びを噛みしめた。

誇らしげにトロフィーを掲げる稲見萌寧【大会フォト】

18番パー5が舞台となったエクストララウンド。ここで「ようやく優勝を意識した」という稲見が、アドレナリン全開のプレーで勝利を手繰り寄せた。正規の18番の三打目が残り116ヤードだったのに対し、「振り切りました」というPOは残り86ヤード。30ヤードも飛距離が変わるほど、気合が入っていた。「ビビッてミスをするより、思い切ってミスをするほうがいい」。覚悟を決めてクラブを振り抜いた。

最後は「入れる気まんまん」と放った4mの、ほぼストレートラインのバーディパットをねじ込む。カップに決まったことを確認すると、競り勝ったソンウ、淺井が見守るなか右手拳を力強く3度振り下ろした。「2人とも優勝経験者ですが相手が誰かは気にせず、強い気持ちでプレーしようと思ってました。淺井さんとは年も近いし、いい緊張感がありました」。勝負のホールを、まさに気持ちで制した。

7人が並ぶ首位から1打差のイーブンパーでスタートし、5バーディの「67」をマーク。「15番で4mのパットが決まってくれて、それで流れがよくなりました」と、終盤の追い上げで一気に優勝争いに加わった。ウイニングパットを決めた後は満面の笑みで勝利を喜んだが、クラブハウス近くで「よき友でよきライバル」といつも一緒にいる1歳年上の親友・高橋彩華に祝福され涙が込み上げた。

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