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小祝ワールド全開の優勝会見を振り返る 「もっと脚が長く生まれたかったな」

小祝ワールド全開の優勝会見を振り返る 「もっと脚が長く生まれたかったな」

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2021年3月8日 07時00分

■「左フチを狙ったので、スライスですね。少し」

18番パー5ではピンまで60ヤードからの3打目を、見事に1メートルに寄せて、入れたら優勝、外せばプレーオフのバーディパットを決めた。この回答は最後のパットのラインを聞かれてのもの。普通は「スライスラインだったので、カップの左フチを狙いました」と答えるところ、「左フチを狙ったので、スライス」という逆の言い回しに、小祝ワールドを見た。

■「桃子さんも…なんですかね…なんだっけ?」

辻村明志コーチに師事する上田桃子、永井花奈、松森彩夏、吉田優利ら“チーム辻村”でオフに合宿をするのが恒例。そのときに全員が今年の目標を発表しあう。小祝は「賞金女王と複数回優勝を目指して頑張ります」と宣言した。そこで史上最年少の21歳で賞金女王になった上田からアドバイスはあったかと聞かれ、「エー」と困った顔を見せた小祝。一生懸命話しているうちにわからなくなり、上の回答が飛び出した。結局、「そういうのはあまり話してないです」とのこと。

■「あまり意味はないというか、アバウトな感じで決めました」

普段はあまり大きなことを言わない小祝が、開幕前から賞金女王を宣言。昨年までは「何試合までにいくら稼ぐ」という目標を立てていたという。我々記者たちからすれば、この心境の変化を聞きたいところ。ところが「今年は賞金女王だったり、複数回優勝だったりに目標を替えたんですけど、あまり意味はないというか…アバウトな感じで決めました」と真面目に答えた。

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