「稲見選手のショット力を支えるのは、シャフトプレーンとフェース面の抜群なコントロール力。クラブの使い方で重要なのは、シャフト軌道とフェース面をどうコントロールするかですが、稲見選手はこれがずば抜けている。
加えて、アドレスにクセがなく、極端に言えばブライソン・デシャンボーのようなアップライト気味で、とてもいい姿勢を維持できているし、クラブが設計通りの自然な状態で置かれています。左腕とクラブに一体感をもって、最少現の力で触れているから再現性が高いんです」
最終日こそフェアウェイキープ率8/14(約57.1%)、パーオン率11/18(約61.1%)と低迷したが、2日目までは「ほぼ完璧なゴルフ」と辻村氏。「2日目の強風の中でのあのパーオン率、異次元のゴルフでしたね」と称賛した。
■4年ぶり優勝も近い 安定感が増した永井花奈
稲見との3ホールにわたるプレーオフを演じた永井にも注目。2017年の「樋口久子 三菱電機レディス」以降、優勝からは遠ざかっているが、稲見に勝るとも劣らない安定したショット力を発揮した。
これまでは飛距離を求めて試行錯誤を重ねてきたが、それが徐々に形になってきた。「2019年などは、飛距離を求めたことによりスコアメイクが難しくなった面もありましたが、今は安定感が出てきました。力で振るというよりも、脱力で触れるようになったこと、そして新しいドライバーがマッチしているので、ロースピンになって楽に距離が出せていることもあると思います」と分析。
加えて、アドレスにクセがなく、極端に言えばブライソン・デシャンボーのようなアップライト気味で、とてもいい姿勢を維持できているし、クラブが設計通りの自然な状態で置かれています。左腕とクラブに一体感をもって、最少現の力で触れているから再現性が高いんです」
最終日こそフェアウェイキープ率8/14(約57.1%)、パーオン率11/18(約61.1%)と低迷したが、2日目までは「ほぼ完璧なゴルフ」と辻村氏。「2日目の強風の中でのあのパーオン率、異次元のゴルフでしたね」と称賛した。
■4年ぶり優勝も近い 安定感が増した永井花奈
稲見との3ホールにわたるプレーオフを演じた永井にも注目。2017年の「樋口久子 三菱電機レディス」以降、優勝からは遠ざかっているが、稲見に勝るとも劣らない安定したショット力を発揮した。
これまでは飛距離を求めて試行錯誤を重ねてきたが、それが徐々に形になってきた。「2019年などは、飛距離を求めたことによりスコアメイクが難しくなった面もありましたが、今は安定感が出てきました。力で振るというよりも、脱力で触れるようになったこと、そして新しいドライバーがマッチしているので、ロースピンになって楽に距離が出せていることもあると思います」と分析。