――理事になるのは3度目。経験を生かせる部分はどのあたりでしょうか
一回目は本当に若いころで右も左も分からず「協会はこういうことをしているんだ」という感じでした。2度目は樋口さんが初めて会長になられたタイミングで、諸岡さん(女子ゴルフをメインとする大会PR、広報を担う株式会社MCPR代表取締役の諸岡誠彬氏※当時》に手伝っていただきながら広報の強化に取り組んでいました。そして鈴木美重子さんに引き継いでやっていただいて、ある程度うまくいっていると思っていました。
ただ、美重子さんが定年で辞められたあと、広報に強い人があまりいなくなったのかなと感じていました。私自身も諸岡さんに教えていただくまではテレビ・新聞・雑誌、各メディアが一緒だと思っていて、ほしい情報などが違うことをよく分かっていませんでした。その後、テレビの解説もやっていましたから、そういったことを経験上、分かっているので、そのあたりは生かすことができるのかなと思います。私が選手のころからいらした記者やカメラマンの方もいまだにいて(笑)、私の顔を知っている方も多いので、そこはやりやすいのかなと思います。
――理事として女子ゴルフ界をどうしていきたいですか?
ゴルフというスポーツがどんどん“見るスポーツ”になっているなという危機感があります。ゴルフを好きな人にとっては、女子ゴルフはすごく人気があって、すごく華やかなものですが、アンチゴルフという人もはまだまだたくさんいる。「お金持ちの道楽」、「偉そうな人たちばっかりやっている」というイメージを払しょくできていないように感じます。
もちろん、「ゴルフはコンサバティブなもの」という考え方の人もいて、それはそれでいいのですが、敷居を下げるというか、アメリカのように安価で一日遊べるような裾野の広がりみたいなのをゴルフ界全体が考えていかなければいけないと思っています。二極化といったらおかしいですが、もっと簡単にできるスポーツにしないといけないという思いですね。そのためにも目に見える社会貢献が必要だと思っています。
一回目は本当に若いころで右も左も分からず「協会はこういうことをしているんだ」という感じでした。2度目は樋口さんが初めて会長になられたタイミングで、諸岡さん(女子ゴルフをメインとする大会PR、広報を担う株式会社MCPR代表取締役の諸岡誠彬氏※当時》に手伝っていただきながら広報の強化に取り組んでいました。そして鈴木美重子さんに引き継いでやっていただいて、ある程度うまくいっていると思っていました。
ただ、美重子さんが定年で辞められたあと、広報に強い人があまりいなくなったのかなと感じていました。私自身も諸岡さんに教えていただくまではテレビ・新聞・雑誌、各メディアが一緒だと思っていて、ほしい情報などが違うことをよく分かっていませんでした。その後、テレビの解説もやっていましたから、そういったことを経験上、分かっているので、そのあたりは生かすことができるのかなと思います。私が選手のころからいらした記者やカメラマンの方もいまだにいて(笑)、私の顔を知っている方も多いので、そこはやりやすいのかなと思います。
――理事として女子ゴルフ界をどうしていきたいですか?
ゴルフというスポーツがどんどん“見るスポーツ”になっているなという危機感があります。ゴルフを好きな人にとっては、女子ゴルフはすごく人気があって、すごく華やかなものですが、アンチゴルフという人もはまだまだたくさんいる。「お金持ちの道楽」、「偉そうな人たちばっかりやっている」というイメージを払しょくできていないように感じます。
もちろん、「ゴルフはコンサバティブなもの」という考え方の人もいて、それはそれでいいのですが、敷居を下げるというか、アメリカのように安価で一日遊べるような裾野の広がりみたいなのをゴルフ界全体が考えていかなければいけないと思っています。二極化といったらおかしいですが、もっと簡単にできるスポーツにしないといけないという思いですね。そのためにも目に見える社会貢献が必要だと思っています。