そんな上田が開幕戦から意識しているのは集中力を切らさないこと。「12月の全米女子オープンが(昨年の)最終戦で、体力的な部分が疲れていた。集中力がなかった。集中力が技術を上回るので、心技体バランスよく焦らずにやりたい」。21年初戦のダイキンでは、「プロになったなかで、いちばん落ち着いていた」と精神状態、肉体、そして技術の面では充実感がにじむ。
その全米女子オープンでは予選落ちを喫したが、決勝ラウンドで優勝争いを演じていた渋野日向子のプレーも間近で見た。「安パイがなかった。そこに魅力があるなと思いました。私もそういうゴルフができるように取り組みたい」と、攻守のバランスを見直すいい機会になった。
19年6月以来の国内ツアー優勝に向けて。ベテラン上田桃子が鹿児島からエンジンをフル回転させていく。
その全米女子オープンでは予選落ちを喫したが、決勝ラウンドで優勝争いを演じていた渋野日向子のプレーも間近で見た。「安パイがなかった。そこに魅力があるなと思いました。私もそういうゴルフができるように取り組みたい」と、攻守のバランスを見直すいい機会になった。
19年6月以来の国内ツアー優勝に向けて。ベテラン上田桃子が鹿児島からエンジンをフル回転させていく。