<KKT杯バンテリンレディス 最終日◇18日◇熊本空港カントリークラブ(熊本県)◇6501ヤード・パー72>
悲願の初優勝に涙を浮かべた山下美夢有。そこに込められたのは大切な人たちへの思いだった。「ここまで来ることができたのはたくさんの方々に支えられて、応援していただけたから。そういった気持ちがこみ上げてきました」と感謝が大粒の涙となって流れた。両親、地元の人々、グリーン脇で優勝を見守ってくれた仲間…。そして思い浮かべた人たちのなかには中嶋常幸の顔もあった。
初優勝…19歳の涙【大会ライブフォト】
このオフ、同級生とともに縁あって中嶋が3日間つきっ切りの合宿を行った。その時の教えは2つ。『重圧を楽しむこと』と『スコアへの意識』だった。
「コースマネジメントだったり、メンタル面もすごく教えていただいた。すごく勉強になりました。優勝争いをした時のお話をしてくださったのですが、そういうときは『プレッシャーを感じるとは思うけど、それを楽しみながらプレーしていった方がいいよ』と言われました。あとは、『もっとスコアに対して考えた方がいい』と」
さらにグリーン周りのことも。「だいぶアプローチの練習をした方がいいな」。そう言われてからは時間で言えば半日、練習の割合で言えばほとんどをショートゲームに割くようになった。「ショットは曲がるもんやと。それをどうカバーしていくかが大事」。苦手だった寄せはメキメキ上達。開幕戦にはすぐに効果を実感できるようになった。
悲願の初優勝に涙を浮かべた山下美夢有。そこに込められたのは大切な人たちへの思いだった。「ここまで来ることができたのはたくさんの方々に支えられて、応援していただけたから。そういった気持ちがこみ上げてきました」と感謝が大粒の涙となって流れた。両親、地元の人々、グリーン脇で優勝を見守ってくれた仲間…。そして思い浮かべた人たちのなかには中嶋常幸の顔もあった。
初優勝…19歳の涙【大会ライブフォト】
このオフ、同級生とともに縁あって中嶋が3日間つきっ切りの合宿を行った。その時の教えは2つ。『重圧を楽しむこと』と『スコアへの意識』だった。
「コースマネジメントだったり、メンタル面もすごく教えていただいた。すごく勉強になりました。優勝争いをした時のお話をしてくださったのですが、そういうときは『プレッシャーを感じるとは思うけど、それを楽しみながらプレーしていった方がいいよ』と言われました。あとは、『もっとスコアに対して考えた方がいい』と」
さらにグリーン周りのことも。「だいぶアプローチの練習をした方がいいな」。そう言われてからは時間で言えば半日、練習の割合で言えばほとんどをショートゲームに割くようになった。「ショットは曲がるもんやと。それをどうカバーしていくかが大事」。苦手だった寄せはメキメキ上達。開幕戦にはすぐに効果を実感できるようになった。