■切れるか切れないか…稲見に備わるライン読みの妙
そのグリーン上で、辻村氏は稲見のこんなキラリと光る部分を目にしたという。それが『ラインの読み』の妙だ。
「同じラインでも、(1)素直に切れる(2)切れそうに見えるけど切れない(3)切れなさそうに見えるけど切れる、という3パターンがある。この見分け方が冴えていましたね。それを見分ける“動物的な勘”というものが試合では必要になってきます。稲見さんは、序盤からこのライン読みがハマっていました」
さらに遅くなったグリーンでは、どうしても“しっかりと打ちたい”という気持ちからストロークのテンポが速まることもあるというが、先週の稲見にはその様子がなかったと辻村氏は続ける。
「一定のリズムで打てていたし、それをゆったり目でキープできていた。だからこそ、球が最後に伸びてくる。テンポが速くなるとラインはずれるし、ボールも伸びてこない。どんな状況でも、自分のテンポを変えてしまってはダメなんです」
■稲見のコーチに話を聞いて感じた“心・技・体”
そのグリーン上で、辻村氏は稲見のこんなキラリと光る部分を目にしたという。それが『ラインの読み』の妙だ。
「同じラインでも、(1)素直に切れる(2)切れそうに見えるけど切れない(3)切れなさそうに見えるけど切れる、という3パターンがある。この見分け方が冴えていましたね。それを見分ける“動物的な勘”というものが試合では必要になってきます。稲見さんは、序盤からこのライン読みがハマっていました」
さらに遅くなったグリーンでは、どうしても“しっかりと打ちたい”という気持ちからストロークのテンポが速まることもあるというが、先週の稲見にはその様子がなかったと辻村氏は続ける。
「一定のリズムで打てていたし、それをゆったり目でキープできていた。だからこそ、球が最後に伸びてくる。テンポが速くなるとラインはずれるし、ボールも伸びてこない。どんな状況でも、自分のテンポを変えてしまってはダメなんです」
■稲見のコーチに話を聞いて感じた“心・技・体”