ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

注目!
ツアー情報

コース上の青木瀬令奈から感じた“変化” 16番パー3に「勝負所」を見た【辻にぃ見聞】

コース上の青木瀬令奈から感じた“変化” 16番パー3に「勝負所」を見た【辻にぃ見聞】

配信日時:2021年6月15日 12時00分

「スイングに自信がなければ、あそこに打つことはできなかったでしょう。パットも(同じような位置で3メートルにつけた)稲見さんが打ち切れなかった(結果はパー)のに対し、先にラインを知ることができたのもあったかもしれないけど、青木さんはしっかり打ち切ることができた。ショット、パットともに“引いた”感じが一切ありませんでした」

ショット面でいうと、青木は大会前に「スイング時にこぶし2個ぶんほど、ヘッドがトップからインサイドにずれて下りてきてしまっていた」というスイングを調整し、「フックが強くなっていたボールを、フェード気味のストレートに修正できた」と話していた。辻村氏はこれについて、「こぶし2個ぶんずれていたことで、どうしても後で手を使って調整することにつながり、思ったよりもつかまりすぎるボールが出てしまっていたのでは。その余分な動きを削ったことで、体とクラブの一体感が出て球筋も変わった」と分析する。

またパターに関しても辻村氏は、「バックナインのプレッシャーがかかる場面でも、最終組のなかで一番安定していました。ボールスピードもよく、軽くカップを越える伸びのある回転で転がっていましたね」と見た。青木が今週、久々にボールに線を引いて練習していたという話を聞くと、「やはり回転を意識していたんですね。緊張したなかで一番いいスピードでボール打ってました」と納得の表情を浮かべた。

■ボギーを打ってないことが逆に足かせに…

一方、“まさか”ともいえる逆転負けを喫した稲見について、辻村氏は「ひとつ気になっていた点」があったという。それが最終日までボギーフリーで来ていたことだ。そしてプレーヤー心理を、こう説明する。

「最終日も8番までパーを並べていましたが、“ボギーを打ちたくない”というマインドが少しあったのかもしれません。これを考え出すと、バーディも出づらくなってしまいます。もっと早くボギーを打っておけばよかったのかもしれない。ボギーを打ってもいいから、バーディを獲りにいくという気持ちがあれば、前半のうちにバーディが来ていたかもしれないし、稲見さんに軍配があがっていたかもしれません」

関連記事

宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメントのニュース

JLPGAツアー 週間アクセスランキング


大会情報

  1. JGTO
    終了
    2025年4月24日 4月27日
    前澤杯 MAEZAWA CUP
  2. JLPGA
    中止
  3. PGA
    終了
  4. LPGA
    終了
    2025年4月24日 4月27日
    シェブロン選手権
  5. DPワールド
    終了
    2025年4月24日 4月27日
    海南クラシック
  6. LIV GOLF
    終了
    2025年4月25日 4月27日
    LIVゴルフ第6戦 at メキシコシティ
  7. アマチュア・他
    終了
    2025年4月25日 4月27日
    IOA選手権

おすすめコンテンツ

関連サイト