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一度の陽性に苦しむ選手 コロナ禍1年半、求められる対応策【特別コラム】

一度の陽性に苦しむ選手 コロナ禍1年半、求められる対応策【特別コラム】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2021年9月21日 15時00分

下川は、その事情を説明し、再度、検査を受けることを主張したが、一度陽性が出たことを理由に大会出場を拒否された。出場できないのなら、とホテルをチェックアウトし、それでも車の中で連絡を待っていたところ、それを叱責され、後日、厳重注意処分まで受けている。そう、納得がいかない様子で話している。

下川本人が取材に応じていることを話しても、JLPGAからは「詳細については個人の特定につながってしまうため答えられない」という返事しか返ってきていない。

どんなに気をつけていても、いつどこでウイルスを拾ってしまってもおかしくないのが日本の現状だ。そんな中で、感染して苦しんだ挙句、ようやく試合に復帰しようとしたときに、杓子定規な対応で出場の機会を奪われてしまった。

ツアー全体のことを考えて、できる限り安全に試合を行いたいという気持ちは理解できる。だが、感染拡大が広まった当初とは違い、だいぶ研究も進んできており、ましてや日本はオリンピックも開催している。できるかぎりプレーできる方向で、かつ安全な方向はないのだろうか。

東京オリンピックの検査にも関わった前出の※柳原教授はこう、アドバイスする。「オリンピックでは、PCR検査を最初にして、あとは毎日、抗原検査をしていました。抗原検査は“死菌”を拾いにくいことと、結果が早く出るからです」。ここに、安全を守りつつ、できる限り選手にプレーをさせようというオリンピックのスタンスが感じられる。

陽性反応が出た選手の名前を出すかどうかは、本人の判断に任されている。JLPGAが、それについて明かすことは、下川の例を見てもわかるように、今のところない。しかし、下川同様のケースはそのあとにも起きている。

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