その「逃げない守り」には類いまれなコントロールショットは不可欠だが、腰痛の影響もあって万全とはいえないのが正直なところ。そこを補ったのがグリーン上。昨年の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」で「練習しないとだめだ」と痛感してしっかりと練習するようになってからは、みるみる向上。谷原秀人のアドバイスなどもあって、今年ここまで勝てている理由に挙げるまでになった。もちろん、今週の勝因も「自分でもびっくりするくらいパターが入った」と同じだ。
この優勝で2位の古江彩佳との賞金差を1696万8474円まで広げ、来週の「大王製紙エリエールレディス」で優勝すれば、古江の順位次第だが、賞金女王決められる状況となった。「残り2試合の目標は今季の2桁優勝です。それを達成したら結果としてついてくる」と勝ち星だけを目指して、数々の記録を達成したシーズンの残り144ホールを駆け抜ける。(文・秋田義和)
この優勝で2位の古江彩佳との賞金差を1696万8474円まで広げ、来週の「大王製紙エリエールレディス」で優勝すれば、古江の順位次第だが、賞金女王決められる状況となった。「残り2試合の目標は今季の2桁優勝です。それを達成したら結果としてついてくる」と勝ち星だけを目指して、数々の記録を達成したシーズンの残り144ホールを駆け抜ける。(文・秋田義和)