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来日直後に「通用しないことを痛感」 サイ・ペイインの折れかけた心を支えた2人の恩人

来日直後に「通用しないことを痛感」 サイ・ペイインの折れかけた心を支えた2人の恩人

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2022年3月13日 17時14分

明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント 最終日◇13日◇土佐CC(高知県)◇6228ヤード・パー72>

日本ツアーに参戦して12年目。プレーオフに備えていたパッティング練習場で優勝の報告を受けると、サイ・ペイイン(台湾)は両手を高く上げ、満面の笑みを浮かべた。「不思議な気分。うれしいしかない。本当ですか? と思いました」。長い年月をかけて、ようやく手にした日本ツアー初優勝だった。

誇らしげに優勝トロフィーを掲げるサイ・ペイイン【写真】

2日目を終えて、トータル6アンダーの5位タイ。トップとは4打差という状況で、最終組の2組前からコースに出た。「風が強いというイメージしかない」という土佐CCだが、序盤はここまでの2日間同様に穏やかな天候が続いた。そんな陽気にも後押しされて前半から3つ伸ばすと、上位との差も詰まっていく。13番からは3連続バーディ。そして2オンに成功した15番パー5で1つスコアを伸ばし、単独トップに躍り出た。

そのまま大会新記録となるトータル13アンダーでホールアウトし、クラブハウスリーダーとなった。後続には、こちらもものすごい勢いで駆け上がった石井理緒や、最終組の西郷真央、植竹希望、堀琴音といった選手が懸命のプレーを続けている。「そんなに簡単に勝てないと覚悟してました。他の人のミスは考えたくなかった」。プレーオフになるものだと備えていたが、誰にも並ばれることはなく逆転劇を完遂した。

QTを経て2011年から日本を主戦場にプレー。一番つらかった時期を聞かれると、真っ先にこの時期を思い出す。「日本語も分からないし、どんなツアーか想像もできないまま来ました。最初は5試合出て1試合予選通過できるかどうか。技術が通用しないことも痛感しました」。そんな折れそうな心を支えたのが、島袋美幸、河野清子という2人の師匠だ。

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