「ジャンボ軍団の皆さんがよく使っている、先端にたくさん羽がついた素振り棒をつかって一つひとつ丁寧に素振りもしています。ただ振るだけでなくて、一振りに対して意識をしっかりしているので、羽の抵抗、重さを感じながら振っているんです」(辻村氏)
これと連動し、「背中の大きさを見てほしいです」と辻村氏。「背中の面の使い方が大きいんです。手で振ろうとしたり、手を使いすぎのときは、背中が止まったりするんです。西郷選手は背中が柔らかく、大きく、強く使えるから、ボールを押し込めるんです」。ショットの強さは体の芯となる背中の動きをうまく使っているからだ。
■ゴルフに対する姿勢が“戦士”を思わせる
「西郷選手の練習を見ていると、ほかの選手と群れることがないように見えます。勝負師とは孤独なもの。練習ごとになったときに、一人の時間を大事にできる選手だなと感じます。練習グリーンでのパッティング練習でも“話しかけないで”というオーラを出している気がします」
辻村氏が会場で見る西郷の練習は、まさに孤独な勝負師のそれ。「練習グリーンでは、カップがあるグリーン中央ではなく、はしっこで黙々と出球を合わせる練習、タッチを合わせる練習をやっているんです。愚直に、集中力を高めてやっているので、練習をする意味を知っているのだなと思います」。
「ゴルフ場にいないときはホテルの部屋にいます」と話している西郷。ツアー転戦のなかで名所などを訪れることもない。「高い集中力のなかの練習、一人でやりたい時間を大切にして、それが怖くないのでしょう」(辻村氏)
これと連動し、「背中の大きさを見てほしいです」と辻村氏。「背中の面の使い方が大きいんです。手で振ろうとしたり、手を使いすぎのときは、背中が止まったりするんです。西郷選手は背中が柔らかく、大きく、強く使えるから、ボールを押し込めるんです」。ショットの強さは体の芯となる背中の動きをうまく使っているからだ。
■ゴルフに対する姿勢が“戦士”を思わせる
「西郷選手の練習を見ていると、ほかの選手と群れることがないように見えます。勝負師とは孤独なもの。練習ごとになったときに、一人の時間を大事にできる選手だなと感じます。練習グリーンでのパッティング練習でも“話しかけないで”というオーラを出している気がします」
辻村氏が会場で見る西郷の練習は、まさに孤独な勝負師のそれ。「練習グリーンでは、カップがあるグリーン中央ではなく、はしっこで黙々と出球を合わせる練習、タッチを合わせる練習をやっているんです。愚直に、集中力を高めてやっているので、練習をする意味を知っているのだなと思います」。
「ゴルフ場にいないときはホテルの部屋にいます」と話している西郷。ツアー転戦のなかで名所などを訪れることもない。「高い集中力のなかの練習、一人でやりたい時間を大切にして、それが怖くないのでしょう」(辻村氏)