<ブリヂストンレディスオープン 3日目◇21日◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉県)◇6713ヤード・パー72>
2018年「サマンサタバサ レディース」以来となる4年ぶりの優勝に向け、有村智恵がトップと1打差の2位タイにつけた。「ゴルフって不思議。この3日間すごくいいゴルフができているわけではない。パターがものを言ってる3日間ですね」。決して万全の状態とはいえない。しかし“経験”も支えに、トータル9アンダーまで伸ばしてきた。
バーディフィニッシュで拍手喝さいを浴びる有村智恵【写真】
圧巻だったのは10番で1つスコアを落とした後に迎えた、13番パー4から。ここでバンカーからの2打目を3メートルにつけてバーディを奪うと、14番パー4では残り15ヤードの3打目アプローチを直接決めた。さらに15番では10メートルを叩き込み、16番では2メートルのチャンスを決める。この4連続バーディで、リーダーボードをグングンと駆け上がった。
「あのバンカーショット(13番)はピンが手前で、距離的にはピッチングウェッジかなと思ったけど、つま先下がりでアゲンストなら9番アイアンで軽く打った方がいいかなって。力まずにいいところについて入った。そこで流れを変えました」。このとっさの機転も、これまでの経験に裏打ちされるものだ。
最終日最終組入りは、昨年の「ほけんの窓口レディース」以来1年ぶり。同組でプレーするのは今季4勝の西郷真央と今月メジャー優勝を成し遂げた山下美夢有という勢いのある若手だ。有村は、「淡々と気持ちよくゴルフをする二人。こういうゴルフをしたい、と思わせる人たちだからこそ、そこにとらわれ過ぎないように」と自らに言い聞かせる。自分のスタイルを徹底することだけを考えていく。
2018年「サマンサタバサ レディース」以来となる4年ぶりの優勝に向け、有村智恵がトップと1打差の2位タイにつけた。「ゴルフって不思議。この3日間すごくいいゴルフができているわけではない。パターがものを言ってる3日間ですね」。決して万全の状態とはいえない。しかし“経験”も支えに、トータル9アンダーまで伸ばしてきた。
バーディフィニッシュで拍手喝さいを浴びる有村智恵【写真】
圧巻だったのは10番で1つスコアを落とした後に迎えた、13番パー4から。ここでバンカーからの2打目を3メートルにつけてバーディを奪うと、14番パー4では残り15ヤードの3打目アプローチを直接決めた。さらに15番では10メートルを叩き込み、16番では2メートルのチャンスを決める。この4連続バーディで、リーダーボードをグングンと駆け上がった。
「あのバンカーショット(13番)はピンが手前で、距離的にはピッチングウェッジかなと思ったけど、つま先下がりでアゲンストなら9番アイアンで軽く打った方がいいかなって。力まずにいいところについて入った。そこで流れを変えました」。このとっさの機転も、これまでの経験に裏打ちされるものだ。
最終日最終組入りは、昨年の「ほけんの窓口レディース」以来1年ぶり。同組でプレーするのは今季4勝の西郷真央と今月メジャー優勝を成し遂げた山下美夢有という勢いのある若手だ。有村は、「淡々と気持ちよくゴルフをする二人。こういうゴルフをしたい、と思わせる人たちだからこそ、そこにとらわれ過ぎないように」と自らに言い聞かせる。自分のスタイルを徹底することだけを考えていく。