スペインのセルヒオ・ガルシアを彷彿とさせる深いタメからの切れ味鋭いショットを武器に、「KKT杯バンテリンレディス」で悲願の初優勝を飾った植竹希望。26日(木)発売のALBA845号では、彼女が取り組むトレーニングを取材している。優勝につながった秘密トレの内容を紹介しよう。
植竹希望の股関節トレーニングを写真で見る
重点的に行っていたのは、股関節周りを中心に鍛えるトレーニング。1つ目は、柱に左手を掛けたら右足だけで立って、左足を内側に回しながら右ヒザを曲げて下がるものだ。「スイング中、股関節は開いたり閉じたりします。その動きをスムーズに行って、いわゆる“股関節に乗る”状態を作り出すトレーニングです。お尻の筋肉を上手く伸縮させる動きも体感できます」(担当トレーナーの池田裕介氏)。これを左右両方行う。また、空いている手に重りを持ってより負荷をかけて行うバージョンもある。
「このメニューでスイング中に左右の股関節に乗る感覚をつかみ、振り遅れる悪癖をなくしたいです」(植竹)。というのも、頭を右に残してドローを打つ植竹は、股関節が上手く使えないとインパクトで右腰が前に出やすい。そうすると、振り遅れて右プッシュが出るリスクが高まるのだ。
股関節周りを鍛えるトレーニングはまだある。トップを作るように上体を右に回したら、円盤に乗せた右足を左側(内側)に回すトレーニング。「トップのときには右股関節は内側に回すとスエーしません。その動きをスムーズに行うものです」(池田氏)。インパクトでも左股関節が開いてしまうと、スエーするので左右どちらも大切なトレーニングとなる。
最後に紹介するのは、股関節の動きをスムーズに行うトレーニング。座った状態で片足を曲げてあぐらをかくように前に出したら、もう片方の足は外に出して、ヒザ立ちを繰り返すものだ。「お尻の筋肉を収縮させる力をコントロールして股関節の動きをスムーズに行うようにします」(池田氏)。これがスムーズに行えるようになれば、スイング中もイメージ通りに股関節が動くようになる。
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重点的に行っていたのは、股関節周りを中心に鍛えるトレーニング。1つ目は、柱に左手を掛けたら右足だけで立って、左足を内側に回しながら右ヒザを曲げて下がるものだ。「スイング中、股関節は開いたり閉じたりします。その動きをスムーズに行って、いわゆる“股関節に乗る”状態を作り出すトレーニングです。お尻の筋肉を上手く伸縮させる動きも体感できます」(担当トレーナーの池田裕介氏)。これを左右両方行う。また、空いている手に重りを持ってより負荷をかけて行うバージョンもある。
「このメニューでスイング中に左右の股関節に乗る感覚をつかみ、振り遅れる悪癖をなくしたいです」(植竹)。というのも、頭を右に残してドローを打つ植竹は、股関節が上手く使えないとインパクトで右腰が前に出やすい。そうすると、振り遅れて右プッシュが出るリスクが高まるのだ。
股関節周りを鍛えるトレーニングはまだある。トップを作るように上体を右に回したら、円盤に乗せた右足を左側(内側)に回すトレーニング。「トップのときには右股関節は内側に回すとスエーしません。その動きをスムーズに行うものです」(池田氏)。インパクトでも左股関節が開いてしまうと、スエーするので左右どちらも大切なトレーニングとなる。
最後に紹介するのは、股関節の動きをスムーズに行うトレーニング。座った状態で片足を曲げてあぐらをかくように前に出したら、もう片方の足は外に出して、ヒザ立ちを繰り返すものだ。「お尻の筋肉を収縮させる力をコントロールして股関節の動きをスムーズに行うようにします」(池田氏)。これがスムーズに行えるようになれば、スイング中もイメージ通りに股関節が動くようになる。