＜大東建託・いい部屋ネットレディス　3日目◇23日◇滝のカントリークラブ(北海道)◇6560ヤード・パー72＞

アマチュアなら一度は出したいイーグル。首位の菊地絵理香を追う二人が、ギャラリーを沸かせる派手な一打で流れを変えた。

後半では笑顔マシマシだった三ヶ島かな【写真】

首位と4打差の3位から出た小祝さくらは、前半で3つ伸ばしてじわじわと菊地との差を詰める。「前半いい流れでプレーできたけど、後半に入ってバーディチャンスを外すことが続いていた」と10番、12番でチャンスを決められず足踏み状態。

しかし、13番パー4だった。ピンまで100ヤード地点から50度のウェッジで打ったボールは、ノーバウンドでカップのフチを崩しながらカップイン。第1ラウンドでの14番パー5でも3打目を入れており、今週2つ目のイーグル。「13番のイーグルが無かったら、後半は流れが悪くなっていたかもしれない。良いイーグルでした」。ショットで2つのイーグルを奪うのは「記憶にない」と運も味方につけて「68」。トータル15アンダーで首位との差を2打に縮めた。

首位の菊地は同じ北海道出身で10歳年上。「北海道（出身）で、レギュラーツアーで戦っている選手の一人で、すごいプロっていうイメージ。一緒にいい位置でプレーできることはうれしいですし、明日もしっかりついていきたい」と大先輩の背中を追いかける。