＜楽天スーパーレディース　3日目◇30日◇東急グランドオークゴルフクラブ（兵庫県）◇6616ヤード・パー72＞

会心のプレーが止まらない。とどまることを知らないボギーなしの8バーディは、これぞ“進撃のゴルフ”だった。13アンダーの単独トップでスタートした勝みなみが、トーナメントコースレコードに並ぶ「64」をマークして、トータル21アンダー・単独首位を堅持した。

勝みなみと稲見萌寧の相合い傘【写真】

フロントナインで6バーディを奪取。パーセーブした1番、3番、6番も「バーディチャンスで5メートル以内にはつけていました。前半はショットでバーディを量産できて。後半はチャンスが少なくなったけど、しっかりパー5でバーディを獲れたのは、成長を感じました」と振り返った。

3日間ボギーなしのゴルフは「100点満点。ボギーになりそうなときもありましたが、パーでしのぐことができたし、守るところは守って攻め続けられた結果です。あすも攻める姿勢は変えず、自分のゴルフに集中します」。2位とは9打もの大差があるが「油断せずにがんばります」と、力強く言い切った。

勝の会心ゴルフを最終組で目の当たりにした稲見萌寧は、「みなみちゃんのノーボギーの理由が分かりました。ティショットが飛ぶのに曲がらない。セカンドでウェッジを持つことが多く、それがまた曲がらないんです。OKバーディが多かったです」と舌を巻いた。