<CAT Ladies 最終日◇21日◇大箱根カントリークラブ(神奈川県)◇6638ヤード・パー72>
先週の軽井沢に続き、同じく観光地・箱根でもルーキーらしからぬ強さを見せつけた。首位から出た岩井千怜は、一度は並ばれるも終盤に突き放し、トータル13アンダーで逃げ切り。ツアー史上3人目、最年少となる20歳47日で初勝利からの2週連続優勝を挙げた。
うーん、ソックリ 双子の姉・明愛とカップを掲げる岩井千怜【写真】
出だしの1番パー5でバーディを奪えず2位から出た若林舞衣子、3位から出た勝みなみに迫られたが、3番パー3でティショットを2メートルにつけて再び突き放す。しかし、その後はパーを並べる展開が続くと、猛追してきた山下未夢有に並ばれてしまう。
その後もパー5の15番を取りこぼすなど苦しい展開が続いたが、やはり並のルーキーではなかった。最難関16番を2オン2パットのパーでしのぐと、17番パー3で5メートルを沈めてようやくこの日2つ目のバーディ。右こぶしを握り締める一打で頭一つ抜け出すと、18番ではしびれる1.2メートルのパーパットを沈めて、右手を天高くつき上げた。
追いつかれる苦しい展開でも勝つことができたのは、卓越したメンタルコントロールあってのことだった。初めて単独首位で迎えた最終日。「緊張するのは分かっていましたが、最後までドキドキしていました」というなかでも冷静でいられたのは、スタート前の決め事があったから。「周りがバーディを獲っても焦らずにチャンスを待とうと思っていた」。その気持ちを保ち続けたことを一番の勝因に挙げた。
先週の軽井沢に続き、同じく観光地・箱根でもルーキーらしからぬ強さを見せつけた。首位から出た岩井千怜は、一度は並ばれるも終盤に突き放し、トータル13アンダーで逃げ切り。ツアー史上3人目、最年少となる20歳47日で初勝利からの2週連続優勝を挙げた。
うーん、ソックリ 双子の姉・明愛とカップを掲げる岩井千怜【写真】
出だしの1番パー5でバーディを奪えず2位から出た若林舞衣子、3位から出た勝みなみに迫られたが、3番パー3でティショットを2メートルにつけて再び突き放す。しかし、その後はパーを並べる展開が続くと、猛追してきた山下未夢有に並ばれてしまう。
その後もパー5の15番を取りこぼすなど苦しい展開が続いたが、やはり並のルーキーではなかった。最難関16番を2オン2パットのパーでしのぐと、17番パー3で5メートルを沈めてようやくこの日2つ目のバーディ。右こぶしを握り締める一打で頭一つ抜け出すと、18番ではしびれる1.2メートルのパーパットを沈めて、右手を天高くつき上げた。
追いつかれる苦しい展開でも勝つことができたのは、卓越したメンタルコントロールあってのことだった。初めて単独首位で迎えた最終日。「緊張するのは分かっていましたが、最後までドキドキしていました」というなかでも冷静でいられたのは、スタート前の決め事があったから。「周りがバーディを獲っても焦らずにチャンスを待とうと思っていた」。その気持ちを保ち続けたことを一番の勝因に挙げた。