最終日のパット数は「24」で、4日間通しても全体6番目の平均パット数。多くの選手がライン読みとタッチを合わせられずに苦しんだグリーン上のプレーは「100点です」と辻村氏。満点のラウンドが勝利を呼び込んだ。
■最後まで崩れなかったスイングとマネジメント
「無欲の勝利というのはあったのかもしれませんが、それにしてもあれだけ淡々とプレーできるのはすばらしいです。スイング面でも、しっかりと振れていますし、エネルギーが伝わっています。ワンピースに振れているのが強みです」(辻村氏)。
優勝争いの中でもニコニコとホールをこなしながら、ひとたびプレーに入ると、一気に振り抜くスタイル。スイングでは「体の回転と腕のスピードが合っているから、どっちかが先にいって大きく曲がるということがないんです。それが緊張する場面でもできていました」と辻村氏。小柄な川崎だが、しっかりと飛距離を出すこともできていた。
「たとえラフに行っても、行ってはいけないラフではなかった。順目のラフならそこまでケガをしないんです」。崩れないパッティング、スイングの安定感、そしてマネジメント。すべてがかみ合った100点満点のサンデーバックナインだった。
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、松森彩夏、吉田優利などを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。
■最後まで崩れなかったスイングとマネジメント
「無欲の勝利というのはあったのかもしれませんが、それにしてもあれだけ淡々とプレーできるのはすばらしいです。スイング面でも、しっかりと振れていますし、エネルギーが伝わっています。ワンピースに振れているのが強みです」(辻村氏)。
優勝争いの中でもニコニコとホールをこなしながら、ひとたびプレーに入ると、一気に振り抜くスタイル。スイングでは「体の回転と腕のスピードが合っているから、どっちかが先にいって大きく曲がるということがないんです。それが緊張する場面でもできていました」と辻村氏。小柄な川崎だが、しっかりと飛距離を出すこともできていた。
「たとえラフに行っても、行ってはいけないラフではなかった。順目のラフならそこまでケガをしないんです」。崩れないパッティング、スイングの安定感、そしてマネジメント。すべてがかみ合った100点満点のサンデーバックナインだった。
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、松森彩夏、吉田優利などを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。