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尾関彩美悠の“柔らかい背中”が生み出す強い球 度胸満点のパットはツアー4位相当の実力【辻にぃ見聞】

尾関彩美悠の“柔らかい背中”が生み出す強い球 度胸満点のパットはツアー4位相当の実力【辻にぃ見聞】

配信日時:2022年9月20日 13時00分

実はツアー随一のパッティング巧者なんです
実はツアー随一のパッティング巧者なんです (撮影:鈴木祥)
シーズン唯一の愛知決戦「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」は、昨年11月のプロテストにトップ合格し、渋野日向子らも輩出した岡山県作陽高等学校を今年3月に卒業したばかりの19歳・尾関彩美悠(あみゆ)が制した。先週に引き続き、19歳選手による勝利。優勝争いを繰り広げた吉田優利、上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏が振り返る。

尾関のトップはこの高さ【スイング写真】

■風のなかでも伸ばし合う女子ツアーはハイレベル

例年バーディ合戦になる今大会。だが今年は台風14号が接近し、2日目から最終日にかけて風が強くなっていた。さらに最終日には雨が降ったり止んだりを繰り返し、最終組がスタートしてすぐには土砂降りでおよそ2時間の中断も余儀なくされた。

それでも優勝スコアはトータル13アンダー。「アグレッシブに攻めていかないと上位に入れないコースですが、風が強いなかでも、いまの選手はよく伸ばしてくるなと思いました」。2日目には最大瞬間風速12.7m/sの強風が吹き荒れるなか、尾関は自己ベストスコアタイの「66」をマーク。そして最終日には「70」のアンダースコアで逃げ切った。

■尾関の最大の魅力は…

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