■山下美夢有の“リズム”はルーティンから生み出される
辻村氏は山下を「今、最もツアーでミスが少ない選手」と評する。それを作り上げているのがリズム。山下の場合、ただ単にスイングのリズムがいいだけでなく、ルーティンからフィニッシュまでのリズムが素晴らしいと続ける。
「スイングのリズムを作るうえで、一番といってもいいくらい難しいのがスイングの始動です。テークバックのタイミングを取ることはとても難しい。山下さんは後方からターゲットを見てアドレスに入ると、足をパタパタとリズムを取って、いいタイミングでテークバックに入り、フィニッシュまで振り切ってピタッと止まる。ここまで常に同じリズムで一定なんです。これが山下さんの“リズムの良さ”です」
リズムもさることながら、この最後まで振り抜く、というのも山下の安定感の秘訣。「景色に反応して手を離したりすることなく、振り切れてるのが素晴らしい。頭の整理と良いアライメントもしっかり出来ていますね。“決めたら振り抜く”。これが大事ですが、それができるのも、スイング中の回転運動での前後左右の重心バランスが非常に良いから。フィニッシュの崩れなさにもつながっています」。縦にも横にも“ある程度”の幅で収められる理由がここにある。
■久しぶりに九州のファイターが出てきた!
その山下に最後までプレッシャーをかけたのが竹田麗央。賞金女王・平瀬真由美をおばに持つ19歳は、パワフルなショットで2位タイに入った。
辻村氏は山下を「今、最もツアーでミスが少ない選手」と評する。それを作り上げているのがリズム。山下の場合、ただ単にスイングのリズムがいいだけでなく、ルーティンからフィニッシュまでのリズムが素晴らしいと続ける。
「スイングのリズムを作るうえで、一番といってもいいくらい難しいのがスイングの始動です。テークバックのタイミングを取ることはとても難しい。山下さんは後方からターゲットを見てアドレスに入ると、足をパタパタとリズムを取って、いいタイミングでテークバックに入り、フィニッシュまで振り切ってピタッと止まる。ここまで常に同じリズムで一定なんです。これが山下さんの“リズムの良さ”です」
リズムもさることながら、この最後まで振り抜く、というのも山下の安定感の秘訣。「景色に反応して手を離したりすることなく、振り切れてるのが素晴らしい。頭の整理と良いアライメントもしっかり出来ていますね。“決めたら振り抜く”。これが大事ですが、それができるのも、スイング中の回転運動での前後左右の重心バランスが非常に良いから。フィニッシュの崩れなさにもつながっています」。縦にも横にも“ある程度”の幅で収められる理由がここにある。
■久しぶりに九州のファイターが出てきた!
その山下に最後までプレッシャーをかけたのが竹田麗央。賞金女王・平瀬真由美をおばに持つ19歳は、パワフルなショットで2位タイに入った。