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心ない声に“絶対に見返してやる”  金田久美子、初優勝からの「めっちゃ長かった」11年間

心ない声に“絶対に見返してやる”  金田久美子、初優勝からの「めっちゃ長かった」11年間

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2022年10月30日 18時40分

樋口久子 三菱電機レディス 最終日◇30日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6650ヤード・パー72>

「めっちゃ長かったです」。初優勝は11年前。2011年の「フジサンケイレディス」を21歳で制した金田久美子が、33歳になった年に2勝目をつかみとった。「いろんな思いが…。今思い出しても涙が出てくる。うれしいもあるけど、辛かったな。本当にいろんな思いがあります」。2打リードで迎えた最終18番のグリーン上。20センチのパーパットを決めると、軽く両手を挙げた後、すぐに手のひらで顔を覆った。11年ぶんの涙は、そう簡単に止まることはない。

優勝を決めて歓喜の涙を流すキンクミ【写真】

最後まで優勝を争ったのは14歳年下のルーキー・川崎春花。今季メジャーでの初優勝を含める2勝を挙げ、2週連続での勝利がかかったニューヒロインだ。スタート時の差は3打。1番で4メートルを沈めバーディを奪い、逃げ切りへ好スタートを切ったが、2番ではアプローチミス、そして5番で3パットするなど伸ばし切れない。ただ「きょうはイーブンなら勝てるかなと設定していた。あまり相手のスコアは意識しなかった」と、自分の道を突き進んだ。

「客観的に勝負を見ることができた」。2勝目への勝因のひとつが7番パー4にあった。このセカンドがグリーン右手前のバンカーに入り、金田にとって大きな勝負所のひとつとなった。

スイングを変えてからここ3年ほど、もともと得意だったバンカーショットが急にトップするなど「苦手」なものに変わっていた。その克服のため、ここ1、2カ月ほどは砂の上でクラブを振り続ける日々を過ごしてきた。「これだけ練習してるんだからと思って打てた。ほかの人からみたら普通のバンカーショットだけど、私はうれしかった」。これを1メートルに寄せて、パーを拾った。5番でボギーを叩き、6番もピンチを切り抜けてのパー。3連続ボギーもありえる流れだったが、積み重ねてきた練習の効果が大一番で発揮された。

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