<JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 最終日◇27日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6487ヤード・パー72>
「30歳を過ぎても、私みたいにそんなにうまくなくても、『ああいう選手がいたな』という印象が残ってくれればうれしいですね」
3日目にはバンカーで大目玉…【写真】
優勝争いのすえ今季のツアー最終戦を3位で終えた菊地絵理香は、ラウンド後にそんな言葉を口にした。若手の台頭が著しいツアーにあって、今年は金田久美子や藤田さいきの11年ぶりVなど30歳以上の選手も存在感を発揮。そのことについて問われた時の回答だった。
今年7月に34歳になった菊地は、今季も1勝を挙げるなどツアー通算5勝。10季連続でシード権も手にし、2022年を彩った40人しか出られない最終戦に出場するトッププレーヤーだ。そんな選手が平然と自分のことを『あまりうまくない』と言い放つのには驚かされる。だがこんな気持ちと、「今の若い選手はすごく細かいことにも取り組んでいる。『現状維持でいいかな』と思ったら、押し出されてしまうと思っている。ダメならまた一からやればいい」という思いが、今でもスイング改造を試みるなど技術の模索を続けるモチベーションになっている。
今回が10回目の出場になった最終戦は「苦手なコース」で、過去9年間はアンダーパーで4日間を終えたことすらない、いわば“天敵”だった。そのため、優勝し今年の出場権を手にした7月の「大東建託・いい部屋ネットレディス」以降、「あまりにも成長を感じられないコース。絶対に攻略したかった」と、主にアライメントやクラブ面などで対策を続け、今回の結果につなげた。
「30歳を過ぎても、私みたいにそんなにうまくなくても、『ああいう選手がいたな』という印象が残ってくれればうれしいですね」
3日目にはバンカーで大目玉…【写真】
優勝争いのすえ今季のツアー最終戦を3位で終えた菊地絵理香は、ラウンド後にそんな言葉を口にした。若手の台頭が著しいツアーにあって、今年は金田久美子や藤田さいきの11年ぶりVなど30歳以上の選手も存在感を発揮。そのことについて問われた時の回答だった。
今年7月に34歳になった菊地は、今季も1勝を挙げるなどツアー通算5勝。10季連続でシード権も手にし、2022年を彩った40人しか出られない最終戦に出場するトッププレーヤーだ。そんな選手が平然と自分のことを『あまりうまくない』と言い放つのには驚かされる。だがこんな気持ちと、「今の若い選手はすごく細かいことにも取り組んでいる。『現状維持でいいかな』と思ったら、押し出されてしまうと思っている。ダメならまた一からやればいい」という思いが、今でもスイング改造を試みるなど技術の模索を続けるモチベーションになっている。
今回が10回目の出場になった最終戦は「苦手なコース」で、過去9年間はアンダーパーで4日間を終えたことすらない、いわば“天敵”だった。そのため、優勝し今年の出場権を手にした7月の「大東建託・いい部屋ネットレディス」以降、「あまりにも成長を感じられないコース。絶対に攻略したかった」と、主にアライメントやクラブ面などで対策を続け、今回の結果につなげた。