昨季と比べてスタッツも大幅に上昇しているが、特にジャンプアップが大きいのは平均パット数。パーオンホールは1.8226で34位、1ラウンドあたりは29.7209で32位だったが、それぞれ1.7613(4位)、29.3148(19位)という成長をみせている。
フェアウェイをキープして、グリーンに乗せることができたら、最後に必要な技術はパッティング。その点についても「音がよくなった」と辻村氏は良さを語る。「パターを変えたりなどの試行錯誤はあったと思いますが、音がよくなりました。タッチ感もよくなって、ヒット感も強くなった。『しっかり打ち抜いてカップを超えてボールが止まる』という理想的なコロがりになっていますね」
いつもより重さを感じた今回のグリーンでは、しっかり打ち切ることもポイントのひとつ。そこで若干の「パンチがはいった」ような芝目に負けない強いコロがりをみせる山下のパッティング力は、記録Vを成し遂げるには欠かせない最後のピースだった。
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、松森彩夏、吉田優利などを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。
フェアウェイをキープして、グリーンに乗せることができたら、最後に必要な技術はパッティング。その点についても「音がよくなった」と辻村氏は良さを語る。「パターを変えたりなどの試行錯誤はあったと思いますが、音がよくなりました。タッチ感もよくなって、ヒット感も強くなった。『しっかり打ち抜いてカップを超えてボールが止まる』という理想的なコロがりになっていますね」
いつもより重さを感じた今回のグリーンでは、しっかり打ち切ることもポイントのひとつ。そこで若干の「パンチがはいった」ような芝目に負けない強いコロがりをみせる山下のパッティング力は、記録Vを成し遂げるには欠かせない最後のピースだった。
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、松森彩夏、吉田優利などを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。