■稲見萌寧からは「ママ」と呼ばれる存在
マネージャーとしてツアーに帯同する夫が選手や関係者と話しをしていると、その会話に藤田も混ざる機会が増えた。若い頃は多くの人と話をすることはなかったが、今では誰とでも話をするようになった。同じ年の横峯さくらが「さいきっていつも誰かと話をしてるよね」と驚くほどだ。
そのため大がつくほどのベテランになっても、稲見萌寧には親しみを込めて「ママ」と呼ばれたり、原英莉花のファンを公言していたりと10歳以上年下の後輩達との関係も悪くない。勝みなみとはこんなエピソードもある。誕生日プレゼントで「塗ったらプリプリになりますよ」と透明なリップをプレゼントしてもらった。気分よく唇の上を滑らせると、それを見た夫からは「ん?天ぷら食べた?」と言われた。それを勝に伝えると、「マジか。次は色付きリップか…」と別なリップを次の週にはプレゼントをしてくれたと言う。
「今の女子プロゴルフ界は…とにかく層が厚いです。若い選手が次から次にどんどん出てきます。自分たちも進化を続けないといけない。自分の中では年齢問わず、若い選手からも吸収できるものは吸収したいと思っています。話をしていて、何かヒントが落ちていたりもします。みんな年齢に関係なく一人のプロゴルファーとして尊敬していますから」。強さを見せる若い世代とも接することで、色々なことを吸収しているのだ。こうした思考も行動も以前の藤田では考えられないことだった。
■最多の7回目のエースが最大のモチベーション
「物腰は柔らかく、考え方は柔軟に。しなやかな生き方は折れにくい」。どこかで聞いたような明言を藤田は口にした。物事の考え方や取り組みを柔軟にとらえて変化も恐れないことで、心が折れずに長くやれているのである。
マネージャーとしてツアーに帯同する夫が選手や関係者と話しをしていると、その会話に藤田も混ざる機会が増えた。若い頃は多くの人と話をすることはなかったが、今では誰とでも話をするようになった。同じ年の横峯さくらが「さいきっていつも誰かと話をしてるよね」と驚くほどだ。
そのため大がつくほどのベテランになっても、稲見萌寧には親しみを込めて「ママ」と呼ばれたり、原英莉花のファンを公言していたりと10歳以上年下の後輩達との関係も悪くない。勝みなみとはこんなエピソードもある。誕生日プレゼントで「塗ったらプリプリになりますよ」と透明なリップをプレゼントしてもらった。気分よく唇の上を滑らせると、それを見た夫からは「ん?天ぷら食べた?」と言われた。それを勝に伝えると、「マジか。次は色付きリップか…」と別なリップを次の週にはプレゼントをしてくれたと言う。
「今の女子プロゴルフ界は…とにかく層が厚いです。若い選手が次から次にどんどん出てきます。自分たちも進化を続けないといけない。自分の中では年齢問わず、若い選手からも吸収できるものは吸収したいと思っています。話をしていて、何かヒントが落ちていたりもします。みんな年齢に関係なく一人のプロゴルファーとして尊敬していますから」。強さを見せる若い世代とも接することで、色々なことを吸収しているのだ。こうした思考も行動も以前の藤田では考えられないことだった。
■最多の7回目のエースが最大のモチベーション
「物腰は柔らかく、考え方は柔軟に。しなやかな生き方は折れにくい」。どこかで聞いたような明言を藤田は口にした。物事の考え方や取り組みを柔軟にとらえて変化も恐れないことで、心が折れずに長くやれているのである。