逆に「長袖はやっぱり暑いですよ」と語るのは永峰咲希。「（この仕事をしている以上は）日焼けは毎年ですからね。日焼け止めを塗ったりインナーを着たりもしますが…。暑さは日焼け対策ではなく、食事などの体内のほうで対策しています」と、くっきりの日焼け跡を見せてくれた。

　その他、森美穂はインナー・日傘・日焼け止めの3点セットに加えて「なるべく日陰に入るように」するなど基本的なことで対処。福田真未、豊永志帆らインナーを着用することで紫外線を抑えている選手が多かった。

　異質なのは金田久美子。休みの日に海やプールに行き、焼けていないところにサンオイルを塗って境目をなくすようにしているという。また、「最近はあまり行かなくなった」が昔は日焼けサロンにも行ってたとか。

　様々な日焼け対策を施している女子ゴルファー。もっとも有効な処置は何なのか。赤坂メディカルMクリニックで医師、理事長を務める松田就人先生に話を聞いた。

　「ゴルフは普段の生活よりも日差しが強い場所に行くので、紫外線対策はとても重要です。直接肌に紫外線を浴びると炎症が強く出て、焼けすぎるとやけどの症状がでます。そこまでいくと治療をしなければならなくなりますよ」

　疲労への影響度はどのくらいなのか。