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1年前は大会後にペナルティが発覚 笠りつ子が払拭したい“トップ10陥落”の悔しさ「優勝したい」

昨年大会ではボール処置の誤りが発覚し2打のペナルティが課せられた。あれから1年、笠りつ子が1打差2位で最終日を迎える。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2026年3月21日 18時34分

昨年は大会後にペナルティが発覚。あれから1年、悔しさを払拭したい
昨年は大会後にペナルティが発覚。あれから1年、悔しさを払拭したい (撮影:佐々木啓)

<Vポイント×SMBCレディス 2日日◇21日◇紫カントリークラブ すみれコース(千葉県)◇6731ヤード・パー72>

ツアー通算6勝の笠りつ子は、1年前にこの大会で自らの身に起こったことを鮮明に覚えている。「去年はここでルールを間違えてしまい、トップ10から外れ、悔しい思いをしました。今年は指摘のないよう、しっかりと」。苦い経験から得た教訓を胸に刻んでプレーしている。

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その場面は、第2ラウンド(大会2日目)の13番ホール2打目地点。笠は、レッドペナルティエリアからの救済処置として2度ドロップを行ったが、1回目のドロップでボールがインプレーだったことが大会終了後、関係者からの指摘で判明した。

これにより当初7位タイで3日間を終えていたが、2罰打により13番のスコアが『6』から『8』に修正。最終順位も13位タイまで下がった。裁定がくだった後には、自身のインスタグラムを更新。「私の認識不足と勘違いからこのような事態になり、深く反省をしています」など謝罪をした。

前半から3つのバーディを奪い、「みんな上手だから伸ばし合いになる」と読んだラウンドでも、頭は冷静に。間違えがないよう心がけ、「しっかり、まじめに」プレーした。スコアは「70」と2つ伸ばすにとどまったが、風と難しいピンポジに選手たちは苦しめられ、この日アンダーパーを記録したのは笠を含め5人のみ。予想に反し、初日の18位から、一気にトータル1アンダー・2位タイまで浮上することに成功した。

5番パ―4では15メートルのバーディパットをねじ込むなど、「パターがすごく入ってくれた」一日。さらに続く6番パー3ではチップインを決め連続バーディを奪った。喫したボギーは後半14番の1つのみ。「諦めずに一打一打、大事にいこう。気合は入れて、でも入れすぎずに」という塩梅が、好スコアにつながっている。

今季はここまでの2試合がともに予選落ちだったが、ようやくの“白星”。それが優勝争いにもつながっている。最後に勝ったのは2021年の「ヨネックスレディス」までさかのぼらないといけない。「今年は優勝したい。勝ちたいですね」。首位の佐久間朱莉との差はわずかに1打。QTランキング38位で迎えたシーズンを最後まで安心して戦い切るためにも、昨年の悔しさを勝利で払拭したい。(文・間宮輝憲)

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