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コースに合致した森田遥のスタイル “当たり前のこと”を当たり前にできる強さ【辻にぃ見聞】

コースに合致した森田遥のスタイル “当たり前のこと”を当たり前にできる強さ【辻にぃ見聞】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2017年8月8日 07時44分

パットとリカバリーが初優勝を引き寄せた
パットとリカバリーが初優勝を引き寄せた (撮影:佐々木啓)
今年2度目の北海道での戦いとなった「北海道meijiカップ」では森田遥が初優勝。カン・スーヨン(韓国)、ささきしょうことの三つ巴を制し、アマチュア時代から幾度となく優勝争いに加わっていた若手のホープが、北の大地でようやく栄冠を手にした。これまで敗れてきた戦いと今大会は何が違ったのか。上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏が語る。

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森田遥のスタイルが島松に合致 “当たり前のこと”を当たり前にできる強さ
札幌国際カントリークラブ島松コースは、辻村氏曰く「ツアーでも1、2を争うほどの」グリーンの小ささが特徴。「必然的にマネジメントはグリーンのセンターを狙うことになります。センターからならどの向きにも10mないですから。その分、初日からピンは振られていたのでいわゆる“ベタピン”はありません」。5mほどを決められるパッティングの巧さ、小さいグリーンを外したときのリカバリー。この2つがカギを握った。

その両方が冴えたのが森田だ。パーオンは3日間平均で、18ホール中10回。確率にすれば約55%と低い数字ながら、ただ1人2桁アンダーを叩きだした。3日間で24回もパーオンしていないにもかかわらず、4つしかボギーがないのは素晴らしい数字だ。それに貢献した3日間の平均パット数(合計)は25回。最終日だけみると22回だった。

「彼女のパッティングの良さは“芯で捉えられること”と“躊躇がないこと”です。島松のグリーンは上りのパットが想像以上に重たかったのですが、彼女はほとんどショートしていませんでした。これは自信があることと、ボールの転がりがいいからです。下からのパターは簡単に思われがちですが、5mの距離でも7〜8mを打つくらいの感覚で打たなければいけないわけですから、緩んではダメだし、しっかり打ちきれないといけない。そして島松の下りのパットはかなり速い。このギャップがある中でもしっかりとタッチを合わせられる上手さがあります。試合で見てみれば分かりますが、森田さんはボールを拾いに行くのが非常に早い。それは打った瞬間に入るかどうか分かるためです。最後まで見届けなくても入る確信が持てている。平均パット数(合計)の2位は伊達ではありません」

そしてもう1つ見逃してはいけないのが、グリーンを外した時のリカバリー。「アプローチはあまりガチャガチャしないオーソドックスなスタイルで、技を駆使するタイプではありません。でも寄せられる位置を知っているし、自分なりのグリーン周りの攻略法を持っているから、きちんと寄せてくる。ボミさんに近いものを感じます。それができるのも、2打目を外しても寄せられる方に打てているマネジメントが出来ているから。島松は奥やサイドに外すとパーセーブが難しいのですが、手前から攻めていて大体が下からのアプローチ。そして、そのイージーチップをミスしない。そういった“当たり前のこと”を当たり前にできる強さが彼女にはあります」

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