<サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース 最終日◇15日◇イーグルポイントゴルフクラブ(6,588ヤード・パー72)>
「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース」最終日は、有村智恵が6バーディ・ノーボギーの「66」をマーク。トータル13アンダーで後続を振り切り、実に6季ぶり、涙の復活優勝だ。有村はこれでツアー14勝目を果たした。
【写真】インタビュー中に大粒の涙を流す有村智恵
連日の炎天下となったが、有村のショットは冴えわたっていた。「今はショットに不安はない。かつて優勝していた時の位置にいると思う」と、2日目のラウンド終了時には手ごたえも口にしていた。
契約するヤマハの『RMX116』から放たれるティショットは当時の飛距離を取り戻し、セカンド以降も切れ味鋭いショットがことごとくピンに絡む。 最終ラウンドも、 前半4番でこの日初バーディを奪うと、6番からは3連続バーディと前半から快調にスコアを伸ばす。そして最終18番。セカンドショットをカップから約2.5mにつけ、この日6つ目のバーディパットを沈めると、力強いガッツポーズで大観衆の声援に応えた。会見では開口一番「暑かったです。今日の18ホールで涙と汗が全部出た」。興奮冷めやらぬ様子でそんな言葉を口にした。
2013年から参戦した米国ツアーでは、辛酸をなめる経験もたくさん味わったが、「今はいい思い出です」と有村は話す。そのなかでは、3年前から師事する米国人コーチのパット・ゴス氏との出会いもあった。元世界ランク1位のルーク・ドナルド(イングランド)も指導する人物に巡り合えたことを「大きなできごと」といい、復活を目指しともに歩んできた。それに加え、たゆまぬトレーニングのかいもあり、本来のプレーを戻りもどした有村について、上田桃子らを指導する辻村明志コーチは「18番ホールは飛距離が出ていて驚きました。今の有村選手は体の回転を使い、手が体に巻き付くように出てきてヘッドが走って飛ぶ」と称賛の言葉を贈った。
「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース」最終日は、有村智恵が6バーディ・ノーボギーの「66」をマーク。トータル13アンダーで後続を振り切り、実に6季ぶり、涙の復活優勝だ。有村はこれでツアー14勝目を果たした。
【写真】インタビュー中に大粒の涙を流す有村智恵
連日の炎天下となったが、有村のショットは冴えわたっていた。「今はショットに不安はない。かつて優勝していた時の位置にいると思う」と、2日目のラウンド終了時には手ごたえも口にしていた。
契約するヤマハの『RMX116』から放たれるティショットは当時の飛距離を取り戻し、セカンド以降も切れ味鋭いショットがことごとくピンに絡む。 最終ラウンドも、 前半4番でこの日初バーディを奪うと、6番からは3連続バーディと前半から快調にスコアを伸ばす。そして最終18番。セカンドショットをカップから約2.5mにつけ、この日6つ目のバーディパットを沈めると、力強いガッツポーズで大観衆の声援に応えた。会見では開口一番「暑かったです。今日の18ホールで涙と汗が全部出た」。興奮冷めやらぬ様子でそんな言葉を口にした。
2013年から参戦した米国ツアーでは、辛酸をなめる経験もたくさん味わったが、「今はいい思い出です」と有村は話す。そのなかでは、3年前から師事する米国人コーチのパット・ゴス氏との出会いもあった。元世界ランク1位のルーク・ドナルド(イングランド)も指導する人物に巡り合えたことを「大きなできごと」といい、復活を目指しともに歩んできた。それに加え、たゆまぬトレーニングのかいもあり、本来のプレーを戻りもどした有村について、上田桃子らを指導する辻村明志コーチは「18番ホールは飛距離が出ていて驚きました。今の有村選手は体の回転を使い、手が体に巻き付くように出てきてヘッドが走って飛ぶ」と称賛の言葉を贈った。