12年前の自分にかけてあげたい言葉は「覚悟しておけ」
回向院を出て川沿いを散策。道中にあった、おもむきのある笹が着物にはよく似合う。
花言葉は『ささやかな幸せ』。そんな奥ゆかしい言葉も似合う年頃となってきた。
花言葉は『ささやかな幸せ』。そんな奥ゆかしい言葉も似合う年頃となってきた。
逆に24歳となった自分は、12歳の三ヶ島かなにどんな言葉をかけるのか。
「『今もしんどいだろうけど、もっと厳しいこと待っとるけん、覚悟しとけ』って言いたいですね(笑)ジュニアのころから(柏原)明日架先輩や(種子田)香夏先輩が身近にいたから甘くない世界だというのは分かっていると思うけど、『テレビみたいな華やかさは努力せんと出てこないんだよ』というのは伝えてはおきたいですね」
「『今もしんどいだろうけど、もっと厳しいこと待っとるけん、覚悟しとけ』って言いたいですね(笑)ジュニアのころから(柏原)明日架先輩や(種子田)香夏先輩が身近にいたから甘くない世界だというのは分かっていると思うけど、『テレビみたいな華やかさは努力せんと出てこないんだよ』というのは伝えてはおきたいですね」
ここでいう“覚悟”とはどういうことなのか。見た目からは想像できない泥臭い答えが続く。
「もし12歳の私がこれまで自分が通ってきた道を辿ってくるのだとしたら、心して置かないと心が折れるよということです。いや、折れてもいいんだけど、そこから立ち上がれないとダメです」
なぜ、24歳の三ヶ島かなは険しい道を乗り越えられたのか。「プロテスト(2016年の一度目)に落ちたときは、絶対に落ちられないという気持ちでQTにいきました。その覚悟が良かったんだと思う。人生懸けてきたからかな。今でも半端な気持ちではいられないと思いますよ」。あどけない表情が一気に引き締まった。
「もし12歳の私がこれまで自分が通ってきた道を辿ってくるのだとしたら、心して置かないと心が折れるよということです。いや、折れてもいいんだけど、そこから立ち上がれないとダメです」
なぜ、24歳の三ヶ島かなは険しい道を乗り越えられたのか。「プロテスト(2016年の一度目)に落ちたときは、絶対に落ちられないという気持ちでQTにいきました。その覚悟が良かったんだと思う。人生懸けてきたからかな。今でも半端な気持ちではいられないと思いますよ」。あどけない表情が一気に引き締まった。