50歳以上のレジェンドが集まる国内シニアツアー。昨年の賞金王で“シニアの顔”である篠崎紀夫は、独特のゴルフ観や練習法で強さを発揮する。賞金王戴冠の原動力の一つとなったパッティング。寄る、入る、パッティングテクニックを教えてもらった。(取材/文・山西英希)
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■打ち出しの目印はボールのすぐ横
スコアに直結するのがパッティング。グリーン上での打つ回数を減らせばスコアも縮まる。昨年のシニアツアーで篠崎紀夫は平均パット数が1・7441で3位。その前年が1・7949で16位だったことを考えれば、大きく数字を縮めたことになる。まさにパット・イズ・マネーだ。
「ラインの読みがたまたま当たっただけですよ(笑)」と本人は謙遜するが、もちろん狙ったところに打てる技術がなければカップインの確率は上がらない。そこで、篠崎流パッティングの極意を聞いてみた。
1つ目のポイントは、スパット(打ち出す目印)をボールのすぐ先に設定することだ。「自分はボールからボール1個分先にスパットを見つけます。色の違う芝でも砂粒でも何でも構いません。そこに対してフェース面を真っすぐ合わせたら、あとはその上をボールが通過することだけを考えてストロークします」。読んだライン上に打ち出す目印を見つけて、そこに打ち出せばラインに乗る。読みさえ合っていればカップインすることになる。
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■打ち出しの目印はボールのすぐ横
スコアに直結するのがパッティング。グリーン上での打つ回数を減らせばスコアも縮まる。昨年のシニアツアーで篠崎紀夫は平均パット数が1・7441で3位。その前年が1・7949で16位だったことを考えれば、大きく数字を縮めたことになる。まさにパット・イズ・マネーだ。
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