<スターツシニアゴルフトーナメント 事前情報◇16日◇スターツ笠間ゴルフ倶楽部(茨城県)◇6932ヤード・パー72>
谷口徹はレギュラーツアーとシニアツアーを掛け持ちし、今季はここまでレギュラーで7戦、この「スターツシニア」でシニア3戦目。直近の12週間で10試合に出場と、54歳ながら連戦をこなしている。
谷口徹が使う年代物のパターとウェッジ【写真】
昨年大会では3日間トップを守って、トータル18アンダーで完全優勝。今年は連覇がかかる。「アプローチとパターで悩んだことがない」と本人が言うように、卓越したショートゲームの技術で、レギュラーツアーで通算20勝、シニアツアーで2勝を積み上げてきた。
そのパターは、2000年7月から使っているマレット型のオデッセイ『ホワイトホット#5』とかなりの年代物。同じパターをほぼ丸22年使っている計算になる。52度と58度のウェッジ2本も、14年発売のタイトリスト『ボーケイ SM5』と古い。なぜ谷口は、今年発売されて市場で人気が爆発している『SM9』ではなく、『SM5』を使い続けるのか。
「ボールをとらえる感覚とかフィーリングですね。高重心のウェッジだと球が低すぎて、自分が思ったような飛び方にならない。フルショットでも思ったような距離が出ないというか」と谷口。2010年の溝規制以降、高重心設計でバックスピンを増やす構造のウェッジが増えた。最新の『SM9』もトップブレードを厚くして高重心となっており、谷口のイメージよりも球が低く出てしまうのだ。
谷口徹はレギュラーツアーとシニアツアーを掛け持ちし、今季はここまでレギュラーで7戦、この「スターツシニア」でシニア3戦目。直近の12週間で10試合に出場と、54歳ながら連戦をこなしている。
谷口徹が使う年代物のパターとウェッジ【写真】
昨年大会では3日間トップを守って、トータル18アンダーで完全優勝。今年は連覇がかかる。「アプローチとパターで悩んだことがない」と本人が言うように、卓越したショートゲームの技術で、レギュラーツアーで通算20勝、シニアツアーで2勝を積み上げてきた。
そのパターは、2000年7月から使っているマレット型のオデッセイ『ホワイトホット#5』とかなりの年代物。同じパターをほぼ丸22年使っている計算になる。52度と58度のウェッジ2本も、14年発売のタイトリスト『ボーケイ SM5』と古い。なぜ谷口は、今年発売されて市場で人気が爆発している『SM9』ではなく、『SM5』を使い続けるのか。
「ボールをとらえる感覚とかフィーリングですね。高重心のウェッジだと球が低すぎて、自分が思ったような飛び方にならない。フルショットでも思ったような距離が出ないというか」と谷口。2010年の溝規制以降、高重心設計でバックスピンを増やす構造のウェッジが増えた。最新の『SM9』もトップブレードを厚くして高重心となっており、谷口のイメージよりも球が低く出てしまうのだ。