2年ぶりに優勝を果たした渡辺だが、喜びよりもまずは感謝の思いがこみ上げる。「ありがたいことにゴルフができるからだが少し残っていて、契約先のセガサミーの里見会長やいろいろな人が応援してくれて支えられているので、ゴルフの人生を送れるいるので、クラブを提供してくれるダンロップスポーツ、恩返しができるとすれば「どうもありがとう」と口にするのは簡単だけれども、それを実証するのは2位ではなく優勝だと思う。優勝は丸2年ぶりです。恩返しをして喜んでくれる人がいることはありがたい」。最高の形で恩返しすることが出来た。
また、渡辺の師匠であり大会ホストを務める青木功がそばにいたのも幸いだった。「青木さんが若かりし頃毎試合当たり前のように優勝争いをしていて、どういう気持ちで、どういう形で時間をすごせば気持ちよく試合に望めるかできるか、よくご存知ですから」と師から優勝争いの心構えを伝授され、強敵・室田を下した。
「22歳で青木さんのところへいき、36年もお世話になっている。仲人までしていただいて、お世話になっている方に「おめでとう」といわれてうれしい」、敬愛する師からの一言が何よりの言葉だった。
優勝という形でスポンサーや契約メーカーへ恩返しが出来た渡辺だが、師・青木へは「青木さんがいつの日かクラブを置く日が来るので、そのときに先にゴルフをやめていないようにがんばりたい。15歳年が違うので。こういうと青木さんに怒られるんですよ、「俺がみとってやる」と。あと10年か15年かわからないけれども、それまでしがみついていたい。「おつかれさまでした」と言うのが一番の務めだと思っています」。
今後の目標でも「単純にシニアにとって必要な人間であること、青木さんの現役最後の日にゴルフ場にいること、です」と語った渡辺、最後までツアーへの想いと師への感謝の気持ちが込められていた。
また、渡辺の師匠であり大会ホストを務める青木功がそばにいたのも幸いだった。「青木さんが若かりし頃毎試合当たり前のように優勝争いをしていて、どういう気持ちで、どういう形で時間をすごせば気持ちよく試合に望めるかできるか、よくご存知ですから」と師から優勝争いの心構えを伝授され、強敵・室田を下した。
「22歳で青木さんのところへいき、36年もお世話になっている。仲人までしていただいて、お世話になっている方に「おめでとう」といわれてうれしい」、敬愛する師からの一言が何よりの言葉だった。
優勝という形でスポンサーや契約メーカーへ恩返しが出来た渡辺だが、師・青木へは「青木さんがいつの日かクラブを置く日が来るので、そのときに先にゴルフをやめていないようにがんばりたい。15歳年が違うので。こういうと青木さんに怒られるんですよ、「俺がみとってやる」と。あと10年か15年かわからないけれども、それまでしがみついていたい。「おつかれさまでした」と言うのが一番の務めだと思っています」。
今後の目標でも「単純にシニアにとって必要な人間であること、青木さんの現役最後の日にゴルフ場にいること、です」と語った渡辺、最後までツアーへの想いと師への感謝の気持ちが込められていた。