■2日目(トータル9アンダー・単独2位)
前日の勢いそのままに前半から3バーディ(1ボギー)を奪いスコアを伸ばす展開となった。だが後半は初日から一転、1バーディと“ガマンのゴルフ”を強いられたが、それでもスコアを落とすことなくホールアウトを迎えた。連日の60台でトータル9アンダーまでスコアを伸ばし、首位と3打差の単独2位で決勝ラウンドに進出。本人も「ビックリ」と目を丸くする快進撃を続けた。
大会開幕前までは“無名の日本選手”だったが、この辺りから海外メディアもそのキャラクターに注目するように。ホールアウト後には日本のみならず海外記者からも、多くの質問が投げられた。『コースのイメージは?』の問いには、「全英はリンクスだと思っていた」。『大会の目標は?』には、「予選通過できたらいいかな、くらい」など、単純明快にテンポ良く繰り出される回答に、米LPGAツアー広報、現地TVも大爆笑だった。
スマイルシンデレラの愛称も“拝命”した渋野の口からは、「優勝は意識します」という言葉も。それでも、具体的な目標は「特に欲張らず、来年の出場権(15位タイ以内)を得られる順位までは行きたい」。だがここで、快進撃が終わることはなかった。
■3日目(トータル14アンダー・単独トップ)
この日のラウンドは、ここまでの活躍がフロックでないことが証明されるものになった。1つスコアを落とした後半、初日に続き再びバーディラッシュを演じた。
9番で3パットのボギーを喫した後、10番ティ横の茶店トイレに駆け込んだ渋野は、「あそこで発散しました」と気持ちの入れ替えを図った。その10番では「まだ怒っていました」と笑って振り返ったが、ここでバーディを奪い反撃を開始した。11番でティショットがチーピンになりながらも、パーセーブすると、その後5バーディ。17番のバーディで単独首位に立ち、今大会2度目のイン「30」をマークした。
「きょうが日曜日だったらと思っていたんですけど、日曜日じゃなかった(笑)。あしたも絶対緊張すると思うけど、最後まで攻めて、頑張れば優勝できるかもしれない。この位置なら優勝を狙わないわけにはいかないので…」。ここで飛び出した優勝宣言が、後に現実のものとなる。
前日の勢いそのままに前半から3バーディ(1ボギー)を奪いスコアを伸ばす展開となった。だが後半は初日から一転、1バーディと“ガマンのゴルフ”を強いられたが、それでもスコアを落とすことなくホールアウトを迎えた。連日の60台でトータル9アンダーまでスコアを伸ばし、首位と3打差の単独2位で決勝ラウンドに進出。本人も「ビックリ」と目を丸くする快進撃を続けた。
大会開幕前までは“無名の日本選手”だったが、この辺りから海外メディアもそのキャラクターに注目するように。ホールアウト後には日本のみならず海外記者からも、多くの質問が投げられた。『コースのイメージは?』の問いには、「全英はリンクスだと思っていた」。『大会の目標は?』には、「予選通過できたらいいかな、くらい」など、単純明快にテンポ良く繰り出される回答に、米LPGAツアー広報、現地TVも大爆笑だった。
スマイルシンデレラの愛称も“拝命”した渋野の口からは、「優勝は意識します」という言葉も。それでも、具体的な目標は「特に欲張らず、来年の出場権(15位タイ以内)を得られる順位までは行きたい」。だがここで、快進撃が終わることはなかった。
■3日目(トータル14アンダー・単独トップ)
この日のラウンドは、ここまでの活躍がフロックでないことが証明されるものになった。1つスコアを落とした後半、初日に続き再びバーディラッシュを演じた。
9番で3パットのボギーを喫した後、10番ティ横の茶店トイレに駆け込んだ渋野は、「あそこで発散しました」と気持ちの入れ替えを図った。その10番では「まだ怒っていました」と笑って振り返ったが、ここでバーディを奪い反撃を開始した。11番でティショットがチーピンになりながらも、パーセーブすると、その後5バーディ。17番のバーディで単独首位に立ち、今大会2度目のイン「30」をマークした。
「きょうが日曜日だったらと思っていたんですけど、日曜日じゃなかった(笑)。あしたも絶対緊張すると思うけど、最後まで攻めて、頑張れば優勝できるかもしれない。この位置なら優勝を狙わないわけにはいかないので…」。ここで飛び出した優勝宣言が、後に現実のものとなる。