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心技体が結実した42年ぶりの偉業 現地でコースを見たからこそ「より驚異的」【辻にぃ見聞】

心技体が結実した42年ぶりの偉業 現地でコースを見たからこそ「より驚異的」【辻にぃ見聞】

配信日時:2019年8月7日 16時50分

20歳が大仕事をやってのけた。まだ賞金シードも保持していない渋野日向子は今季、「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で初優勝を挙げ、さらには海外女子メジャー「全英AIG女子オープン」で日本勢としては42年ぶりの優勝。日本列島のみならず全世界を驚かせた。これには同じく全英に出場していた上田桃子に帯同していたプロコーチの辻村明志氏も、「異次元の戦いだった」と目を丸くした。

偉業を成し遂げた渋野日向子、最終日の活躍をプレーバック【動画】

■ウォーバーンだから勝てたわけじゃない 人を引きつける魅力が生んだ偉業
今年の舞台となったウォーバーンGCは、他の全英が行われるいわゆる“リンクス”とは違い林間コース。日本でプレーしている選手にもなじみがあるコース形状だった。渋野も戦前から「日本で回っているみたい」と話していたように、例年よりも日本勢に回りやすさはあった。

「コースの雰囲気を感じて、“予選ラウンドは突破できそう”といった気持ちは出ていたと思います。各ホールの作りを見ても、右ドッグホールは4番ホールのみ。あとはストレートか左ドッグレッグのホールのため、ドライバーショットの球筋がドローの渋野さんは、打っていきやすいと感じられるロケーションだったのではないでしょうか」(辻村氏)

だが、次に出てきたのは「でも、ウォーバーンだから勝てた、というわけじゃないと思います」という言葉だ。

「ウォーバーンに来るのは2度目(1度目は2016年)ですが、そのときよりも、パー3とワンオンを狙わせる12番以外はほとんど距離が伸びていました。そこで20アンダー近いスコアを出したという驚きがあります。“ここはパーでいい”と思っていたら出ない。ましてやインコースのほうが難しいですし、16番からはバーディホールじゃないんです。だから先にいいスコアで上がっていた方が有利。そこで18番でバーディを奪って勝負を決めた。何よりインコースで18バーディを奪って、ノーボギーというのは驚異的というほかありません。最後まで攻めていける度胸は素晴らしい。コースどうこうよりも性格的な部分が大きいと思います」(辻村氏)

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