渋野日向子が米国女子ツアーの「スインギング・スカーツLPGA台湾選手権」に出場した。日本メディアのみならず、台湾メディア、米メディア、さらには米ツアーも大きく報道した。特に米国での報道の中身はほとんどが同内容。『渋野は米ツアーのメンバーになるのか?』の一点だ。
台湾でも質問攻めにあった渋野日向子【写真】
コース入りした火曜日。公式の会見に出席した渋野。その後、米ツアー広報の動画インタビューが入った。「米ツアーのメンバー登録について気持ちは決めたか?」。渋野の答えは「NO」。そこでの広報の不思議そうな顔が印象的だった。
「メンバー登録をする予定はありません。まだアメリカツアーは早いと思っています。まだ日本でも1年目。将来的にはとは思っていますが」というのが渋野の答え。これに対して米大手メディアは「なぜ渋野は米ツアーに来ないのか。メジャーで優勝している選手が早いということはない」と、渋野の米ツアー参戦が規定路線だったはず、という考えを示している。
全英優勝後すぐに帰国し国内ツアー参戦。海外メディアの前ではじめて思いを打ち明けたため、今回の答えは大きな反響を呼んだ。台湾でも大人気。米ツアーの選手達も、もちろん渋野のことは気になるらしく、顔見知りの選手からは「なぜ彼女は来ないのか?」と、世界最高峰の戦いに身を投じない選手の選択を疑問視する声もあった。
台湾では慣れない芝と風に苦しみ、2日目、3日目と連続でオーバーパー。39位タイに終わり、悔しさをにじませながらも「いい勉強になった」とした。世界中を転戦、異なる環境や芝質に慣れている海外選手と比べれば、経験の差は否めない。それでも、海外ツアーに参戦して、その経験値を高めていくことも、もちろん選択肢のひとつとしてあってもいいというのが海外メディアをはじめ、大方の意見といってもよさそうだ。
台湾でも質問攻めにあった渋野日向子【写真】
コース入りした火曜日。公式の会見に出席した渋野。その後、米ツアー広報の動画インタビューが入った。「米ツアーのメンバー登録について気持ちは決めたか?」。渋野の答えは「NO」。そこでの広報の不思議そうな顔が印象的だった。
「メンバー登録をする予定はありません。まだアメリカツアーは早いと思っています。まだ日本でも1年目。将来的にはとは思っていますが」というのが渋野の答え。これに対して米大手メディアは「なぜ渋野は米ツアーに来ないのか。メジャーで優勝している選手が早いということはない」と、渋野の米ツアー参戦が規定路線だったはず、という考えを示している。
全英優勝後すぐに帰国し国内ツアー参戦。海外メディアの前ではじめて思いを打ち明けたため、今回の答えは大きな反響を呼んだ。台湾でも大人気。米ツアーの選手達も、もちろん渋野のことは気になるらしく、顔見知りの選手からは「なぜ彼女は来ないのか?」と、世界最高峰の戦いに身を投じない選手の選択を疑問視する声もあった。
台湾では慣れない芝と風に苦しみ、2日目、3日目と連続でオーバーパー。39位タイに終わり、悔しさをにじませながらも「いい勉強になった」とした。世界中を転戦、異なる環境や芝質に慣れている海外選手と比べれば、経験の差は否めない。それでも、海外ツアーに参戦して、その経験値を高めていくことも、もちろん選択肢のひとつとしてあってもいいというのが海外メディアをはじめ、大方の意見といってもよさそうだ。