＜アムンディ エビアン・チャンピオンシップ　3日目◇24日◇エビアン・リゾートGC（フランス）◇6523ヤード・パー71＞

3日目も落ち着いたプレーだった。3つのバーディにボギーなし。「68」と3つ伸ばした古江彩佳。トータル11アンダーにすると首位とは7打差ながら4位タイでメジャーの最終日を迎える。

古江彩佳の精密スイングをプロコーチがチェック【連続写真】

大きな打ち下ろしの2番パー3。ピン左2メートルにつけるとバーディが先行。「難しいパットだったから入ってくれてよかった」と笑みがこぼれた。6番パー4はセカンドをバンカーに入れたが3メートルを沈めてパーセーブ。その後は7番で4メートル、9番パー5は2メートルのチャンスを生かせず淡々とパーを重ねた。ようやく入ったのは11番パー4。4メートルのバーディパットがカップに沈むとキャディと喜び合った。

16番パー3ではティショットが右手前の池に落ちたか？とヒヤリとする場面もあったがラフに止まっており、これを1メートル強に寄せると「ボギーを打たないことが大事」と話していたようにパーセーブ。ホッとした表情だった。

圧巻は最終18番パー5。フェアウェイから残り224ヤードから今週初の2オン狙い。3ウッドのショットは池をわずかに越えてグリーンを捉えるとピン手前8メートルに2オン。イーグルはならなかったが1メートルのバーディパットをきっちりと沈めると拍手に笑顔で応えた。