<AIG女子オープン 最終日◇22日◇カーヌスティGL(スコットランド)◇6850ヤード・パー72>
「できたこともあるけど、悪いところも見せてしまった。私の現状をすべて吐き出した大会」。大会をトータル1アンダー・34位タイで終えた渋野日向子は、ラウンド後にこう4日間を表現した。
渡英直前に撮影した渋野日向子の“超最新ドライバースイング”
その“二面性”は、最終ラウンドでいえば連続バーディで滑り出した後の3番パー4からだ。ここは2打目をクリークに落としてダブルボギーを叩いたホール。それだけなら1つのミスで片づけられるが、ティショットをバンカーアゴ付近にいれた5番パー4でも立て続けにダボが来てしまった。「いいスタートが切れたなかで、自分で流れを壊して、なかなか戻ることができなかった。悔しい」。さらに6、7番でもボギー。優勝の可能性も完全についえた。
「(3番で)少し落ち込んで、次の5番も叩いてしまって、6番もバーディが獲れずにボギー。そこで怒っちゃいました」。ここで自嘲するように笑った。トップと5打差で最終日を迎え、「チャンスがなくはない」と、攻めることを決めていたなかでの序盤のスコアロスに心が揺らいだ。
ただ後半は3つのバーディを奪い、1つ伸ばした。12番パー5は、2メートルほどのイーグルチャンスこそ逃したものの、きっちりバーディ。さらに終盤の難関4ホールを1つのバーディと3つのパーを並べてあがれたことには、満足感もある。「16番で昨日のリベンジができたことが、きょう一番うれしかった」。前日の失速を招いた4連続ボギーの4ホール目で、翌日スコアを伸ばせたことも笑顔でのフィニッシュにつながったようだ。
「できたこともあるけど、悪いところも見せてしまった。私の現状をすべて吐き出した大会」。大会をトータル1アンダー・34位タイで終えた渋野日向子は、ラウンド後にこう4日間を表現した。
渡英直前に撮影した渋野日向子の“超最新ドライバースイング”
その“二面性”は、最終ラウンドでいえば連続バーディで滑り出した後の3番パー4からだ。ここは2打目をクリークに落としてダブルボギーを叩いたホール。それだけなら1つのミスで片づけられるが、ティショットをバンカーアゴ付近にいれた5番パー4でも立て続けにダボが来てしまった。「いいスタートが切れたなかで、自分で流れを壊して、なかなか戻ることができなかった。悔しい」。さらに6、7番でもボギー。優勝の可能性も完全についえた。
「(3番で)少し落ち込んで、次の5番も叩いてしまって、6番もバーディが獲れずにボギー。そこで怒っちゃいました」。ここで自嘲するように笑った。トップと5打差で最終日を迎え、「チャンスがなくはない」と、攻めることを決めていたなかでの序盤のスコアロスに心が揺らいだ。
ただ後半は3つのバーディを奪い、1つ伸ばした。12番パー5は、2メートルほどのイーグルチャンスこそ逃したものの、きっちりバーディ。さらに終盤の難関4ホールを1つのバーディと3つのパーを並べてあがれたことには、満足感もある。「16番で昨日のリベンジができたことが、きょう一番うれしかった」。前日の失速を招いた4連続ボギーの4ホール目で、翌日スコアを伸ばせたことも笑顔でのフィニッシュにつながったようだ。