■古江彩佳と渋野日向子が予選会突破
2022年の米国女子ツアー出場権をかけた最終予選会「Qシリーズ」に挑んだ古江彩佳と渋野日向子がそれぞれ7位、20位という順位でツアーカードを手にした。ともに女子世界ランキング上位の資格で参戦し、見事に8日間の長丁場を走り抜けた。国内でのプレーが減るとはいえ、畑岡奈紗、笹生優花に加え、日本のスター2人が参戦する米ツアーに注目が集まるのは間違いない。
■コ・ジンヨンが年間5勝でMVP
2019年にはメジャー大会2勝を含む4勝を挙げるなど圧倒的な強さを見せていたコ・ジンヨン(韓国)が今季5勝を達成。年間最優秀選手に輝いた。20年はコロナ禍の影響もあって米参戦を控えていたが、11月以降出場した4大会で優勝1回、2位1回、5位が1回と存在感を示し21年に突入。7月以降に5勝、最終戦も制して年間ポイントレース女王、賞金ランキング1位にも輝き、あらためて強さを誇示した。
■天才少女だったミッシェル・ウィーがお母さんとして復帰
10代から男子ツアーへの参戦も果たすなど常に注目を浴びてきたミッシェル・ウィー(米国)が、昨年6月の出産を経てツアーに復帰した。3月の「キア・クラシック」を皮切りに6試合に出場。4試合で予選落ちとなったが、元気な姿を見せた。手首のケガなどに苦しみながらも私生活では結婚、出産を経験。現在32歳。来年の動向にも注目が集まる。
■タイ勢躍進のキッカケは新人のメジャー制覇から
4月に行われたシーズンの海外女子メジャー初戦となった「ANAインスピレーション」で勝利したのは当時21歳のパティ・タバタナキト(タイ)。圧倒的な飛距離を武器にメジャーでツアー初優勝を果たし、今季の新人王に選ばれた。その1カ月後にはタイで行われた「ホンダLPGAタイランド」でアリヤ・ジュタヌガーンが母国優勝を成し遂げ大粒の涙を流し、7月に行われたペア戦では姉・モリヤと組み今季2勝目を挙げた。同月末にはパジャレー・アナナルカルンもツアー初Vを果たしタイ勢躍進の年となった。
■マイク・ワン氏が米ツアーコミッショナーを退任
米国女子ツアーの人気回復に努め、実績を挙げてきたマイク・ワン氏がコミッショナーを退任した。アニカ・ソレスンタム(スウェーデン)やロレーナ・オチョア(メキシコ)らスター選手の撤退からくる試合数激減の時期に就任し辣腕を振るったワン氏は、アジア地域での試合数増加や欧州ツアーとの連携などツアー強化に尽力。世界最高峰のツアーを復活させた立役者としての実績をもって、今夏にはUSGA(全米ゴルフ協会)のCEOに就任した。
■アニカ・ソレンスタムが13年ぶりにツアー出場
海外メジャー10勝を含む米国女子ツアー通算72勝のアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が、2月に行われた「ゲインブリッジLPGA」で13年ぶりにツアー出場を果たした。50歳という年齢を感じさせないゴルフで予選突破。週末は失速したが、大きな話題を呼んだ。7月末から開催された「全米シニア女子オープン」でも圧勝。女子ゴルフ最強女王の姿を見ることが多い1年だった。
2022年の米国女子ツアー出場権をかけた最終予選会「Qシリーズ」に挑んだ古江彩佳と渋野日向子がそれぞれ7位、20位という順位でツアーカードを手にした。ともに女子世界ランキング上位の資格で参戦し、見事に8日間の長丁場を走り抜けた。国内でのプレーが減るとはいえ、畑岡奈紗、笹生優花に加え、日本のスター2人が参戦する米ツアーに注目が集まるのは間違いない。
■コ・ジンヨンが年間5勝でMVP
2019年にはメジャー大会2勝を含む4勝を挙げるなど圧倒的な強さを見せていたコ・ジンヨン(韓国)が今季5勝を達成。年間最優秀選手に輝いた。20年はコロナ禍の影響もあって米参戦を控えていたが、11月以降出場した4大会で優勝1回、2位1回、5位が1回と存在感を示し21年に突入。7月以降に5勝、最終戦も制して年間ポイントレース女王、賞金ランキング1位にも輝き、あらためて強さを誇示した。
■天才少女だったミッシェル・ウィーがお母さんとして復帰
10代から男子ツアーへの参戦も果たすなど常に注目を浴びてきたミッシェル・ウィー(米国)が、昨年6月の出産を経てツアーに復帰した。3月の「キア・クラシック」を皮切りに6試合に出場。4試合で予選落ちとなったが、元気な姿を見せた。手首のケガなどに苦しみながらも私生活では結婚、出産を経験。現在32歳。来年の動向にも注目が集まる。
■タイ勢躍進のキッカケは新人のメジャー制覇から
4月に行われたシーズンの海外女子メジャー初戦となった「ANAインスピレーション」で勝利したのは当時21歳のパティ・タバタナキト(タイ)。圧倒的な飛距離を武器にメジャーでツアー初優勝を果たし、今季の新人王に選ばれた。その1カ月後にはタイで行われた「ホンダLPGAタイランド」でアリヤ・ジュタヌガーンが母国優勝を成し遂げ大粒の涙を流し、7月に行われたペア戦では姉・モリヤと組み今季2勝目を挙げた。同月末にはパジャレー・アナナルカルンもツアー初Vを果たしタイ勢躍進の年となった。
■マイク・ワン氏が米ツアーコミッショナーを退任
米国女子ツアーの人気回復に努め、実績を挙げてきたマイク・ワン氏がコミッショナーを退任した。アニカ・ソレスンタム(スウェーデン)やロレーナ・オチョア(メキシコ)らスター選手の撤退からくる試合数激減の時期に就任し辣腕を振るったワン氏は、アジア地域での試合数増加や欧州ツアーとの連携などツアー強化に尽力。世界最高峰のツアーを復活させた立役者としての実績をもって、今夏にはUSGA(全米ゴルフ協会)のCEOに就任した。
■アニカ・ソレンスタムが13年ぶりにツアー出場
海外メジャー10勝を含む米国女子ツアー通算72勝のアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が、2月に行われた「ゲインブリッジLPGA」で13年ぶりにツアー出場を果たした。50歳という年齢を感じさせないゴルフで予選突破。週末は失速したが、大きな話題を呼んだ。7月末から開催された「全米シニア女子オープン」でも圧勝。女子ゴルフ最強女王の姿を見ることが多い1年だった。