■プロに提供できる高品質なクラブしか出さない
このプロトコンセプトの根底にあるのは、1つ1つの公差が限りなくゼロに近い高品質なクラブ。「量産品とは違うプロに提供できるクラブしか出さない」という思いがブランド名に込められている。米国のツアー現場でプロたちをサポートする鴨田氏は「日本でもどこの国のクラブ?って反応だと思うんです。でも国は関係なくて、クラブの本質や性能で戦えるというのが魅力。どこで作っているかっていうのは後から付いてくるです」と語る。
実際、価格の安いアイアンでは、同じセットのなかでも飛びすぎてしまう番手や飛ばない番手が存在したりする。ツアーではそれが命取りになるため、ヘッドからシャフト、グリップにいたるまで、市場に出回る商品よりも公差の少ないものが選ばれているのだ。
■リディア・コが100セットからプロトコンセプトを選んだ理由は?
この品質の高さにリディア・コも惚れ込んだ。「それまでのクラブでは150ヤードを7番アイアンで打ったとき、いきなり170ヤード飛んだり縦距離が合わないことがあったらしいんです。そうなると優勝争いの極限のプレッシャーの中では信頼できません。我々のアイアンは、コンスタントに151ヤード、152ヤード、149ヤード打てるクラブでスピンも安定していた。そして最後にプロトコンセプトを選んでくれたんです」(鴨田氏)。
リディア・コを担当するフィッターから鴨田氏にコンタクトがあったのは、昨年の6月のこと。東京五輪が開幕する前だった。PXGとの契約が12月で切れるため、テストさせてほしいと言ってきたのだ。鴨田氏がリディア・コに用意したアイアンは、100セットあるうちの1つに過ぎなかった。それが日本メーカー3社に絞られ、最終的にプロトコンセプトを選ぶことになる。
このプロトコンセプトの根底にあるのは、1つ1つの公差が限りなくゼロに近い高品質なクラブ。「量産品とは違うプロに提供できるクラブしか出さない」という思いがブランド名に込められている。米国のツアー現場でプロたちをサポートする鴨田氏は「日本でもどこの国のクラブ?って反応だと思うんです。でも国は関係なくて、クラブの本質や性能で戦えるというのが魅力。どこで作っているかっていうのは後から付いてくるです」と語る。
実際、価格の安いアイアンでは、同じセットのなかでも飛びすぎてしまう番手や飛ばない番手が存在したりする。ツアーではそれが命取りになるため、ヘッドからシャフト、グリップにいたるまで、市場に出回る商品よりも公差の少ないものが選ばれているのだ。
■リディア・コが100セットからプロトコンセプトを選んだ理由は?
この品質の高さにリディア・コも惚れ込んだ。「それまでのクラブでは150ヤードを7番アイアンで打ったとき、いきなり170ヤード飛んだり縦距離が合わないことがあったらしいんです。そうなると優勝争いの極限のプレッシャーの中では信頼できません。我々のアイアンは、コンスタントに151ヤード、152ヤード、149ヤード打てるクラブでスピンも安定していた。そして最後にプロトコンセプトを選んでくれたんです」(鴨田氏)。
リディア・コを担当するフィッターから鴨田氏にコンタクトがあったのは、昨年の6月のこと。東京五輪が開幕する前だった。PXGとの契約が12月で切れるため、テストさせてほしいと言ってきたのだ。鴨田氏がリディア・コに用意したアイアンは、100セットあるうちの1つに過ぎなかった。それが日本メーカー3社に絞られ、最終的にプロトコンセプトを選ぶことになる。