後半からは「渋野選手を観に来ました」というカップルも登場。熱心にコース内を歩き、渋野のプレーを間近で感じ興奮しきり。渋野も「韓国の方がね。ありがたいですしうれしかった」と応援を力に変えて、最終ホールでバーディを奪いイーブンパーにスコアを戻した。ホールアウト後は多くのファンにサインをねだられるなど、韓国でも人気はやはり絶大だ。
そんな渋野をはるかにしのぐファンの数だったのがパク・ソンヒョン(韓国)。米国でも英国でも、日本にもやってくる親衛隊だが、さすが母国開催。朝のスタートホールから数十人全員が斜面に整列して、ティショット前の「ファイティン!」のかけ声からはじまり、ソンヒョンに黄色い声援を送り続けた。
韓国ツアー関係者によれば、「熱狂的なファンがいちばん多いのがソンヒョン。特に女性の人気が高いんです」。この日のファンも9割以上が女性だった。そんな応援を照れくさそうに横目で見ながら出て行き、3アンダーをマーク。9位タイと上々発進を決めた。
かつて世界ランキングで1位に君臨したが、その後はケガもあって低迷。今では同183位で、今季は一度もトップ10すらない。それが母国でいきなりトップ10スタート。やっぱり応援の力は偉大なり。(文・高桑均)
そんな渋野をはるかにしのぐファンの数だったのがパク・ソンヒョン(韓国)。米国でも英国でも、日本にもやってくる親衛隊だが、さすが母国開催。朝のスタートホールから数十人全員が斜面に整列して、ティショット前の「ファイティン!」のかけ声からはじまり、ソンヒョンに黄色い声援を送り続けた。
韓国ツアー関係者によれば、「熱狂的なファンがいちばん多いのがソンヒョン。特に女性の人気が高いんです」。この日のファンも9割以上が女性だった。そんな応援を照れくさそうに横目で見ながら出て行き、3アンダーをマーク。9位タイと上々発進を決めた。
かつて世界ランキングで1位に君臨したが、その後はケガもあって低迷。今では同183位で、今季は一度もトップ10すらない。それが母国でいきなりトップ10スタート。やっぱり応援の力は偉大なり。(文・高桑均)